上咽頭擦過療法(いわゆるBスポット療法)

e0084756_18361383.gif上咽頭擦過療法(いわゆるBスポット療法)とは、巻綿子と綿棒に塩化亜鉛を含ませて、上咽頭を少し強く擦る治療法です。
上咽頭という場所は鼻から咽に入ったところの突き当たり、咽の一番上、言い換えれば頭の直ぐ下にあり、気道の一部を成すのと同時に、免疫に深く関わっていたり、自律神経へも影響を及ぼします。そのため、上咽頭の炎症が後鼻漏、咽の違和感、頭痛、めまい、腎疾患、皮膚炎、関節炎など多彩な症状の原因となり得ると考えられています。
そういった症状を持つ患者さんの上咽頭を、ファイバースコープで見ますと、炎症を起こしていることが多く、その場合、この治療法により症状の軽減が期待出来ます。

意外なことに、上咽頭に関心を払う耳鼻科はそう多くなく、治療を行っているところはまだ少数ですが、当院では2年前から行っております。
上咽頭を擦る際に多少痛みはありますが、もし、原因不明で頑固な後鼻漏やめまいなど、思い当たる症状があれば、試してみる価値はあると思い紹介させていただきました。

by jibikai | 2017-10-02 22:56 | のどのはなし | Comments(0)

山形市の耳鼻咽喉科 あさひ町榊原耳鼻咽喉科  院長のブログ


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