耳鼻科医の診療日記
jibika.exblog.jp
  ↑ あさひ町榊原耳鼻咽喉科の公式サイト。是非こちらもご覧下さい。

あさひ町榊原耳鼻咽喉科  院長のブログ
お知らせ・連絡先
【重要!】
いわゆる医療相談につきましては、誤解を招く恐れ、また実際の治療の妨げになる懸念があるため、お受けしておりません。
例えコメント欄に個々の診断や治療方針についての質問を書き込まれましても、一切返答いたしませんので、ご了承ください。


【連絡先】
あさひ町
榊原耳鼻咽喉科医院
〒990-0024
山形市あさひ町7−25
院長  榊 原  昭


【あさひ町榊原耳鼻咽喉科医院のホームページ】
診療に関するご案内。
耳鼻科やアレルギー科の病気の情報などを提供しています。

【当院の携帯用サイト】
下のQRコードを読み込んでアクセスして下さい。↓↓↓


当ブログ、ホームページともリンクフリーです。

【お願い】
イラストや写真の
無断使用はご遠慮下さい。
記事が参考になったら、コメントをお寄せ下さい。

【ランキングに参加しています】
他の医学系ブログを見たい方は、下のリンクからどうぞ。
1日1回のクリックで耳鼻科医ブログに投票できます!
応援よろしく!!


【リンク】

My Blogs

小児の耳鼻科疾患



アレルギー疾患の解説


愛用品の紹介や雑談系。病気の話以外のブログ。

【その他の外部リンク】

初めての補聴器選びからトラブルや疑問にお答えします。時々趣味の話も。


あいち補聴器センターブログ すべては聞こえのために

めまい診療

診療所院長の独り言

パニック障害 入門

新型インフルエンザ対策関連情報-Yahoo!ヘルスケア-
フォロー中のブログ
カテゴリ
タグ
以前の記事
ライフログ
検索
ブログパーツ
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
妊婦さんと花粉症
スギ花粉前線は現在東日本を北上中。ここ山形でも、もうすぐスギ花粉の飛散が始まります。昨年は数年に一度のスギ花粉の大豊作であることが、早くから予想され、テレビや新聞などでも盛んに特集を組んで、スギ花粉症を取り上げてくれました。その効果もあってか、今頃の時期にはすでに、早期治療を希望される患者さんが大勢受診されていましたが、今年はまだあまりいらっしゃいません。本当は、そろそろ薬を飲み始めた方が良い方もいるんですが、、、、。

それはさておき、スギ花粉症で受診する方で一番多い層は、実は20〜40代の女性なんです。というわけで、妊婦さんの花粉症というケースも多いわけです。この場合困るのが、胎児に影響を与える可能性のある薬は使いづらいということです。まず、妊娠4ヶ月まではほとんどの薬は使わない方が無難です。5ヶ月目になったら、ステロイドの点鼻は比較的安全ですので、処方します。ただし、飲み薬はいずれも胎盤を通って胎児に移行しますので、あまり使いたくないところです。

薬に頼れないとなりますと、余計に日常の注意が必要になります。まず、テレビ、新聞やネット上の花粉情報はこまめにチェック。一日のうちでは、午後2時から4時頃までは花粉の非常に多い時間帯なので、要注意です。また、雨上がりに急に晴れたりすると、花粉も多く飛ぶし、水分を含んで破裂した花粉から、抗原そのものが飛び散るとも言われておりますので、特に要注意です。こういった日には外出を控えるとともに、窓を開けない、洗濯物を外に干さないなどの注意が必要です。もし外出した場合、洗濯物も外に干してしまった場合は、衣服や洗濯物をはたいて花粉を落とすことは有効です。外出時の衣服の素材によっても、家の中に持ち込まれる花粉の量は違ってきます。ナイロンや綿など表面のツルッとしたものの方が、毛やフリースなどよりも良いと思います。外出時、マスクとメガネもできるだけ付けましょう。マスクは花粉症用のものの方がやはり有効なようで、使用頻度にもよりますが、2〜3日に一度ぐらいは取り替えましょう。

とりあえず、今思いつく日常の対処法を挙げてみましたが、それでもひどくなったらどうするか。医薬品を使わない治療法としては、昔から温熱療法っていうのが良いとは言われています。これは鼻から暖かい水蒸気を吸入するもので、要するにスチームですね。専用の機械もあるようですが、なければ風呂で、お湯に浸したタオルを鼻の表面に当てて暖めるのも有効でしょう。それから、良く聞かれるのが健康食品はどうなの、っていうことです。これは、口コミや、マスコミが花粉症に効くと宣伝してはいるものの、科学的に効果が証明されていないものが多いので何とも言えず、あまり胡散臭いのはお勧めしたくないです。ただ、ビフィズス菌BB536っていうやつを含んだヨーグルトは、科学的に効果が証明されているようです。また、これは健康食品ではないのですが、よく駅伝の選手なんかが鼻に張っている絆創膏みたいなテープ、「鼻腔拡張テープ」っていうですが、あれは貼る場所をきちんとすれば、鼻づまりに効果があるそうで、これらは、きちんと論文にもなっております。

以上、ずらずら〜っと花粉症の妊婦さん向けのアドバイスを書いてみました。どこかで元気な赤ちゃんを産むため人ために、すこしでもお役にたてればうれしいです。

↓参考になりましたら、ぽちっと押してください。1日1回ご協力よろしく。
☆人気ブログランキング(病院・診療所部門)へ☆
by jibikai | 2006-02-17 12:27 | 花粉症・アレルギー | Comments(2)
Commented by lily at 2006-02-17 23:55 x
ほんと、妊婦さんの薬には気を使います。
蕁麻疹でこられた妊婦さん、とっても痒くて辛そうでした。薬は使いたくなかったので、わらにもすがるつもりで維持輸液の点滴をしました。(実は、治療指針に書いてあったんです。)すっと良くなったそうで、ラッキーと思った経験があります。
Commented by jibikai at 2006-02-18 16:16
>lilyさん。女性はもちろんのこと、男性からも「これから子供を作りたいんですが、薬飲んで大丈夫ですか。と聞かれることもあります。」