梅雨らしい写真を

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梅雨らしい写真を一枚。

最近、webデザインの勉強で忙しく、なかなか写真を撮りに行けないのが悩みです。

ちなみに現行のホームページに、「急性中耳炎」という記事をアップしました。
こちらにも、全文コピーしておきましたので、



急性中耳炎

原因と感染経路

ほとんどが耳管(じかん)を経由して、上咽頭から細菌が中耳へと侵入して起こります。この場合、中耳炎に先行して発熱や鼻汁、咽の痛みなどの風邪症状のあることが多いです。
そのほか、もともと鼓膜に穴が開いていた人の場合は、外耳道から細菌が侵入することもあり得ます。
また比較的まれにですが、ウイルスが血行感染を起こすこともあります。

罹りやすいのは?

未就学の幼児に圧倒的に多く、大人はあまり罹りません。また乳児で急性中耳炎になる子は最近増加傾向にあり、特に保育所などで集団生活しているお子さんは罹りやすいといえます。これは、免疫機能が未発達なうちに色々な細菌と遭遇する機会が自宅にいるお子さんよりも多いためと考えられています。特に肺炎球菌とインフルエンザ菌の、薬剤耐性菌による中耳炎が、集団保育を受けているお子さんには多いようです。

症状

耳の痛みがほとんどのケースで見られます。特に中耳に膿が溜まってくる時には周囲を圧迫しますので、我慢できないほど強い痛みになります。2歳以下のまだ上手にお話しできない子の場合は、痛みを訴えられないので、理由もなく不機嫌だということで、耳鼻科に連れてこられて急性中耳炎であることが判明する、ということも多いです。
その後も膿が増え続けるとやがては鼓膜を破って膿が外耳道へと流れ出します。これが、耳漏(じろう;いわゆる”耳だれ”)ですが、一旦膿が耳漏として流れ出してしまうと、中耳の内圧は下がりますから、痛みは和らいできます。また、重症の場合は発熱も伴いますが、中耳炎単独での発熱と言うよりも、上気道全体の炎症からの発熱と考えられるケースがほとんどです。
また、中耳に膿が溜まることにより、聞こえが悪くなることもあります。大抵は一過性なのですが、急性炎症が収まっても引き続き中耳に液体が残るようならば、滲出性中耳炎というまた別のタイプの中耳炎への移行が考えられます。

治療

抗生剤の内服が基本で、鼓室内の膿汁の貯留が多い場合は鼓膜切開も行います。鼓膜穿孔や耳漏がある時、外耳道炎を併発している時には、耳浴あるいは点耳といって、抗菌剤やステロイドの入っているお薬を耳の中に一定時間入れておき、患部に浸透させる治療も行われます。
特に小児の急性中耳炎においては、日本耳科学会がエビデンスに基づき作成した「小児急性中耳炎診療ガイドライン」に従うのが一般的です。このガイドラインは最近発表されたものですが、急性中耳炎を症状や鼓膜および全身の所見、リスクファクターなどを加味して、軽傷、中等症、重症に分類して、それぞれ使用すべき抗菌剤や鼓膜切開の是非などの指針を示したものです。ただし、鼓膜の所見が正確にとれて、必要に応じて鼓膜切開も考慮しなければなりませんから、あくまでも耳鼻科医向けのガイドラインと考えられます。
一方、この「小児急性中耳炎診療ガイドライン」とは全く別に、小児科の医師による抗菌薬適正使用ワーキンググループの作成した「小児上気道炎および関連疾患に対する抗菌薬適正使用ガイドライン」というのがあります。これによりますと、「48~72時間は対症療法のみによる経過観察とする。」とあり、重症でもなんでも最初は抗菌薬を使わないというのが、先の「小児急性中耳炎診療ガイドライン」と異なる点です。いずれのガイドラインもエビデンスに基づいて作成されているにも関わらず、全く違う治療方針が示されている点が興味深いのですが、私個人としては、日本耳科学会の「小児急性中耳炎診療ガイドライン」を推奨します。

合併症・後遺症

耳漏が流れ出した瘢である鼓膜穿孔が、そのまま残ることはまれですが、耳漏を繰り返せば、慢性中耳炎となることもあります。また、鼓室内に液体の溜まった状態や、鼓膜が凹んでしまうために聞こえの悪くなる滲出性中耳炎に移行することもありますので、痛みがなくなっても、きちんと治るまで診てもらうことが大切です。
Commented by ちょこ at 2007-06-25 19:15 x
先生こんにちは。
カエルだ!よく見つけた上に、撮影までしましたね!
と、ところで、ずっと気になっていた事が絵になっていたのですが、耳って、下方向(?)に伸びていくんですね。頭の中にどうやって納まっているんだろうと思っていたんですよー。ちょっとスッキリです。 では♪
Commented by jibikai at 2007-06-26 08:36
>ちょこさん、何せ隣が田んぼなもので(汗)、カエルは我が家の庭にわんさかて、時々踏みつぶしそうになるくらいなのです。
今回は、一眼に大口径レンズを付けて開放端で、極薄ピントで撮ってみました。マクロレンズだともっと寄れるのですが、持ってないのでここまでが限界です。GRDだとレンズぎりぎりまで寄れるので、また違った画が撮れますよね。

ところで、耳のイラスト見ていただいてありがとうございます。そう、外耳道は途中で曲がって、やや下の方へと向かうのですよ。(さすが観察眼が鋭い。)水平に行ったら、確かに頭の中にめり込んじゃいますね。
by jibikai | 2007-06-25 18:39 | Comments(2)

山形市の耳鼻咽喉科 あさひ町榊原耳鼻咽喉科  院長のブログ


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