花粉症ムービー(症状の発現)

早速、花粉症のアニメーションムービーの第3弾をご覧下さい。
【なおブログの構成上、古いエントリーほど下に移動します。
順序としては「感作の過程」、「花粉の再吸入」、「症状の発現」となります。】
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再び抗原を吸入しますと、既に肥満細胞の表面に準備されているIgE抗体にくっついて、いわゆる抗原抗体反応が起こります。それにより、肥満細胞から、主には「ヒスタミン」と「ロイコトリエン」という化学物質が分泌されます。ヒスタミンは末梢神経を刺激してくしゃみと鼻水を起こしますし、鼻の粘膜の下を通る毛細血管にも作用して、うっ血を起こし、その結果鼻づまりとなります。一方ロイコトリエンは、特に鼻づまりの方に影響を及ぼします。

ここまでが、スギ花粉吸入によって起こるアレルギー反応のうち、「即時型」と呼ばれる過程です。さらには、「遅発型」呼ばれる、花粉吸入後、数時間して鼻づまりを起こす様な反応もあります。

鼻の中で起こる抗原抗体反応には、その他にも、もっといろいろな複雑な反応のあることが分かってきていますし、まだまだ分かっていないこともありますが、花粉症のアニメーションムービーはとりあえずここまで。

参考にしていただけると、幸いです。
Commented by peanut-street at 2008-01-22 19:15
先生とてもわかりやすいです!見ただけで鼻がむずむず(笑)
憎き鼻づまり、今年も早めに薬を飲むとしますか。
鼻が詰まると判断力・思考能力も鈍ります。
いつも鈍いのにこれ以上(-_-;)
Commented by jibikai at 2008-01-23 16:27
>peanut-streetさん、こんにちは。
そうですね。スギ花粉症には、今のところ初期治療(毎年発症する時期より2週程度早めに薬を飲み始める)が、一般的にはお勧めの治療と思います。
それにしても今年は気候が変なので、飛散開始がいつ頃になるのか見当がつきにくいです。
by jibikai | 2008-01-22 10:31 | 花粉症・アレルギー | Comments(2)

山形市の耳鼻咽喉科 あさひ町榊原耳鼻咽喉科  院長のブログ


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