耳鼻科医の診療日記
jibika.exblog.jp
  ↑ あさひ町榊原耳鼻咽喉科の公式サイト。是非こちらもご覧下さい。

あさひ町榊原耳鼻咽喉科  院長のブログ
お知らせ・連絡先
【重要!】
いわゆる医療相談につきましては、誤解を招く恐れ、また実際の治療の妨げになる懸念があるため、お受けしておりません。
例えコメント欄に個々の診断や治療方針についての質問を書き込まれましても、一切返答いたしませんので、ご了承ください。


【連絡先】
あさひ町
榊原耳鼻咽喉科医院
〒990-0024
山形市あさひ町7−25
院長  榊 原  昭


【あさひ町榊原耳鼻咽喉科医院のホームページ】
診療に関するご案内。
耳鼻科やアレルギー科の病気の情報などを提供しています。

【当院の携帯用サイト】
下のQRコードを読み込んでアクセスして下さい。↓↓↓


当ブログ、ホームページともリンクフリーです。

【お願い】
イラストや写真の
無断使用はご遠慮下さい。
記事が参考になったら、コメントをお寄せ下さい。

【ランキングに参加しています】
他の医学系ブログを見たい方は、下のリンクからどうぞ。
1日1回のクリックで耳鼻科医ブログに投票できます!
応援よろしく!!


【リンク】

My Blogs

小児の耳鼻科疾患



アレルギー疾患の解説


愛用品の紹介や雑談系。病気の話以外のブログ。

【その他の外部リンク】

初めての補聴器選びからトラブルや疑問にお答えします。時々趣味の話も。


あいち補聴器センターブログ すべては聞こえのために

めまい診療

診療所院長の独り言

パニック障害 入門

新型インフルエンザ対策関連情報-Yahoo!ヘルスケア-
お気に入りブログ
カテゴリ
タグ
以前の記事
ライフログ
検索
ブログパーツ
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
カテゴリ:花粉症・アレルギー( 73 )
稲の花
e0084756_8402734.jpg

暑い暑いと思っていたら,いつの間にか秋の気配が漂ってきました。
写真は稲の花。毎年8月10頃に咲きます。ほとんど見逃してしまいそうな地味な花です。

ところで、毎年8月後半あたりから、花粉症の症状を起こす方が、いらっしゃいます。
これは、ほとんどがヨモギやブタクサなどのキク科の雑草の花粉症です。キク科雑草花粉症は人口のおよそ5〜10%、アレルギー性鼻炎の方の25%ぐらいの方に見られます。

たまたま、開花時期が稲の穂が垂れ始める時期に一致するため、この時期の花粉症症状は,稲の花粉のせいだと思っていらっしゃる方も多いのですが、原因はキク科雑草。稲の花の花粉症というのは、皆無とはいえませんが、ごくごくわずかです。
by jibikai | 2016-08-16 08:55 | 花粉症・アレルギー | Comments(0)
イネ科雑草花粉症
さて、スギ花粉の飛散もようやく収まり、花粉症の方もやっと外の新鮮な空気が吸える時期に
なったのではないでしょうか。
しかし、一旦収まったアレルギー症状が、5月になって再び始まったという方もちらほら見られます。
これはイネ科雑草花粉症の可能性があります。
e0084756_1712594.jpg

イネ科雑草には,カモガヤ、ハルガヤ、オオアワガエリ、ギョウギシバなどがあります。細い葉と茎を持ち、麦の穂のような花を咲かせます。もともと牧草として輸入された外来種が多いようで、地域的には北海道や東北に多い傾向にあるようですが、ほぼ全国に分布します。
花粉の飛散期は,丁度今頃、5月から梅雨開けまでですが、一部秋にもあるようです。
抗体保有率は、アレルギー性鼻炎の方のおよそ30%程度。そのうち、3分の1程度の方に症状がみられるようです。症状はスギ花粉症と同じく、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの3主徴に加えて、目の痒み、咳、喉のイライラ感、咳などです。
治療は、原因となる植物のあるところに近づかないこと、除草、風の強い日は窓を開けっ放しにしないこと.掃除をまめにすることなどなど、の自己防衛と、抗アレルギー剤です。
抗アレルギー剤には、おもにくしゃみと鼻水を止める抗ヒスタミン剤と、鼻づまりを抑える抗ロイコトリエン薬、抗トロンボキサン薬、アレルギー全般を抑えるステロイド点鼻などがあり、症状やライフスタイルに合わせて使用することになります。

スギやダニアレルギーに対しては、舌下免疫療法が行われるようになってきていますが、イネ科雑草花粉症に関していえば、未だ、舌下免疫療法は確立されておらず,残念ながら、自己防衛と対症療法に頼らざるを得ません。

=============================
ブログランキングに参加しています!
宜しければご協力を!
(アイコンをクリックするとランキングのページにジャンプします。
そしてなんと!耳鼻科医に10ポイントが入ります!!)
=============================
by jibikai | 2016-05-10 08:54 | 花粉症・アレルギー | Comments(0)
山形の花粉、今がピーク
e0084756_1846518.jpg

今年の山形のスギ花粉飛散数は,飛散開始前の予測では平年並みか,少し多いぐらいかと
思われていましたが、実際飛散が始まってみると、結構多くて,もう既に、4,400個/m2を上回っているようです。この調子だと、大量飛散になるのでしょうか?
おそらく、樹に付いていた花粉の量は平年並みだったにもかかわらず、湿度が例年より低く,風も強いので,一度地面に落ちた花粉が,再び舞うことによって、飛散数が多くなっているのではないでしょうか。

もうしばらくは用心が必要です。
by jibikai | 2016-03-29 18:51 | 花粉症・アレルギー | Comments(0)
スギ花粉、本格飛散開始!
e0084756_8505621.jpg

山形市の花粉は今日から数日間、特に要注意です。
by jibikai | 2016-03-17 08:52 | 花粉症・アレルギー | Comments(0)
花粉飛散開始
e0084756_885027.png

グラフは山形市にあります,県衛生研究所で測定された花粉飛散量です。
2月29日に大量飛散がありました。その後は,雪が積もったこともあり、
現在は落ち着いていますが、今日あたりから気温も上がるし、晴れの日が続くよう
ですので、特に要注意です。

花粉症で外来を訪れる患者さんも,昨日あたりから増えています。
まだ、重症化している患者さんは、ほとんどなく、今のうちに内服開始すれば、
おそらく、ひどくならずに済むものと思われます。

外来も,花粉が非常に多くなる今月下旬に較べれば、まだ混雑していない方なので
スギ花粉症の方は、早めに耳鼻科を受診されることをお勧めします。
by jibikai | 2016-03-04 08:17 | 花粉症・アレルギー | Comments(2)
スギ花粉の飛ぶ季節

e0084756_8311651.png

今年もスギ花粉の飛散期となりました。
今年の、当地山形市の花粉はトータルでは平年並みと予測しています。

それでも、中等症以上の方はひどくなることが考えられますから、
症状があるかないかのうちの、早めの内服治療、あるいはステロイド点鼻を
お勧めしています。

新聞、ネット、テレビなどの花粉情報はチェックして、多い日は特に、マスク、
帽子、眼鏡で予防しましょう。家に帰ったら,玄関前で福を払うのも有効です。
外側に着るものは、ウールやフリースなど毛羽だったものはダメ。ナイロン、綿などの
ツルツルしたものの方が良いと思います。

そして、“非常に多い”の予報が出たら、不要、不急の外出は避けた方が賢明かも
知れません。


=========================
ブログランキングに参加しています!
宜しければご協力を!
(アイコンをクリックするとランキングのページにジャンプします。
そしてなんと!耳鼻科医に10ポイントが入ります!!)
=========================


by jibikai | 2016-02-23 08:40 | 花粉症・アレルギー | Comments(0)
天気とスギ花粉
今回はスギ花粉と天気の話。毎年山形市のスギ花粉の飛散のピークはこの時期、大体、3月末から4月上旬にかけてが多いのですが、その中でも日によって飛ぶ日、飛ばない日というのがあります。よく言われているのが、晴れた日に多いこと、雨上がりに多いこと、風の吹く日に多いことなどです。
e0084756_18550273.jpg
上のグラフは先週から今週初めにかけてのスギ花粉量、吹き出しは天気です。
3月23日には結構花粉が飛びましたが、それはそれ以前にだいぶ気温が高く晴れた日が続いた影響が残っていたためです。しかし23日、24日急に寒くなって積雪もあったわけですが、それに伴い、花粉はほとんど飛ばなくなっています。26日頃より天気は回復していますが、花粉は3日ぐらい後れて27日頃より多くなっているのが分かります。そこから29日の夕方に雨が降り始めるまで、徐々に花粉の増えています。雨の後は一旦花粉が飛ばなくなりますが、晴れるとまた飛ぶようになります(30日)。

このように、スギ花粉の飛散数は天気と密接な関係があり、
「晴れると多くなり、晴が続くと相乗効果でさらに多くなる。」
「雨も雪も花粉の飛散を少なくするが、雪は数日花粉の飛散を抑え、雨は半日程度の抑制効果しかない。」
「雨上がりは花粉の増加する傾向にある。」

などがいえるのではないでしょうか。



by jibikai | 2015-04-02 19:12 | 花粉症・アレルギー | Comments(0)
スギ花粉の本格飛散が始まりました
e0084756_08411464.png
最近1週間の山形市における花粉の量です。(環境省花粉観測システム”はなこさん”より。)
グラフを見ますと3月16日より、急激に花粉の多くなっていることが分かります。気温上昇に伴うものと思われ、今後雨、雪が続くことがなければ、しばらく花粉の多い日が続くことが予測されます。
花粉の大量飛散に伴い、花粉症の症状を訴える方が多くなっています。昨日も外来が非常に混み合いまして、ご迷惑をおかけいたしました。かといって、発症してから我慢すればするほど重症化するのがスギ花粉症ですから、少しお時間に余裕を持って受診して下さいますよう、お願いいたします。

=========================
ブログランキングに参加しています!
宜しければご協力を!
(アイコンをクリックするとランキングのページにジャンプします。
そしてなんと!耳鼻科医に10ポイントが入ります!!)
=========================


by jibikai | 2015-03-20 08:49 | 花粉症・アレルギー | Comments(0)
今年のスギ花粉は?
e0084756_08491587.jpg
今週に入ってだいぶ暖かい日が続いておりまして、冬の終わりと春の訪れを感じます。
心浮き立つ時期でもあり、スギ花粉症の方にとっては、逆に憂鬱になる時期でもあるのではないでしょうか。

さて、今年のスギ花粉飛散の予測は、大雑把に言って東高西低だそう。スギ花粉は前年夏の気温によって、豊作・不作が左右されます。それからもう一つ、前年の花粉飛散数にも影響を受けます。昨年夏の気温は、東日本で高かったようですし、昨年のスギ花粉は全般的に少なめでしたので、今シーズンは特に東日本で大量飛散に注意です。

具体的には、花粉情報を出来れば毎日チェックし、多い日は
「可能な限り外出を控える。」
「マスクやなるべく顔との間に隙間のない眼鏡(ゴーグルタイプがベスト)を着用。帽子も有効。」
「衣服は毛羽立ちの少ない、綿などを外側に着る。」
「帰宅後、よく衣服を払い、洗顔うがいも励行。」
「深酒、夜更かしをしないよう気を付ける。」
などなどです。

また、薬は適切な抗アレルギー薬を早めから飲み始める、「初期治療」が有効です。
薬によっては症状ので始める前からの服用が必要ですが、大部分の薬は症状が出たかなと思ったら飲み始めるタイミングで大丈夫です。
いずれにしても、スギ花粉症の方は早めに耳鼻科を受診して下さるとよいでしょう。

=========================
ブログランキングに参加しています!
宜しければご協力を!
(アイコンをクリックするとランキングのページにジャンプします。
そしてなんと!耳鼻科医に10ポイントが入ります!!)
=========================




by jibikai | 2015-02-24 09:04 | 花粉症・アレルギー | Comments(0)
鼻づまりに効果のある抗アレルギー剤
年が明けて、そろそろスギ花粉症の方は今シーズンどう乗り切ろうかと、思案を始める頃なのではないでしょうか。スギ花粉症を始めとしたアレルギー性鼻炎で最も汎用される薬と言えば、抗ヒスタミン剤です。即効性があるのが最も優れた点であり、また種類も多いです。比較的新しい、第2世代のものであれば、眠気や口渇などの副作用もあまりありません。ただし、抗ヒスタミン剤はくしゃみ、鼻水に対する効果に比較して、鼻づまりに対する効果が弱い、と言う欠点があります。ということで、今回は鼻づまりに効果のある内服薬について、お話ししたいと思います。
e0084756_00135527.jpg
一覧表を作ってみましたが、主なところではキプレスとシングレア(これらは同一成分です。)、オノン、バイナス、ディレグラ、アイピーディなどがあります。抗ヒスタミン剤と比べて、種類はかなり少ないです。内服の回数はキプレス・シングレアは1日1回。オノン、バイナス、ディレグラは1日2回、アイピーディは1日3回です。また、薬価は1日あたり、152.2円から、273円までと、少々お高くなっております。

作用としては、キプレス・シングレア、オノンはロイコトリエンという鼻閉を起こす化学伝達物質の作用を抑え、バイナスはトロンボキサン(これも鼻閉を起こす化学伝達物質)の作用を抑え、ディレグラは自律神経を交感神経優位にすることにより鼻粘膜の収縮を促し、アイピーディはTh2サイトカインを阻害します。抗ヒスタミン剤は文字通りヒスタミンという化学伝達物質の作用をターゲットにしているのに対して、鼻づまりに対する内服薬は多様な効果を、それぞれ狙っていることが分かるかと思います。

眠気は、いずれも問題になることはありません。いずれにおいても重い副作用はありませんが、バイナスで起こりえる出血傾向と肝障害、ディレグラの血圧上昇や、もともと前立腺肥大のある方への尿閉や、緑内障の悪化などには注意が必要です。

授乳は、いずれの薬も「避けさせる」とか、「中止させる」と、残念ながら添付文書には記載されております。しかし、実際は問題になることはほとんどなく、その辺のところは、主治医との相談と言うことになろうかと思います。余談ですが、添付文書上、「妊婦にも使えます。」とか、「授乳も継続して問題ありません。」と記載されている薬は皆無です。しかし、実際問題になるのはごく一部のみ。製薬会社と厚労省は、「妊婦(初期は除きますが)と授乳を継続を希望される方にもやむを得ず処方することも黙認はするが、何かあった場合は、医者が責任を取りなさい。」というスタンスです。

少々脱線してしまいましたが、アルコールに関して「注意」となっているのが、バイナスとディレグラ。他は記載がありませんでした。

なお、表には書きませんでしたが、この中でまずまずの即効性のあるのはキプレス・シングレア、オノンとディレグラです。スギ花粉症では初期治療として早めの内服が勧められていますが、この4剤に関しましては症状が出始めてから飲んでも大丈夫です。バイナスとアイピーディで初期治療する場合は、予測される花粉飛散開始の1〜2週間前からの内服が勧められると思います。

今シーズンのスギ花粉は、西日本では例年より少なめ、東日本では多めと予測されています。長期的には温暖化に伴ってか、増加傾向にあるようですし、患者さんも増えています。薬の知識も身につけて、賢く花粉症シーズンを乗り切りましょう。この記事が参考になれば幸せです。

関連記事:第2世代抗ヒスタミン剤の比較

================================================

ブログランキングに参加しています!
宜しければご協力を!
(アイコンをクリックするとランキングのページにジャンプします。
そしてなんと!耳鼻科医に10ポイントが!!貴方の1-Clickがこのブログを救います!)
================================================




by jibikai | 2015-01-07 01:13 | 花粉症・アレルギー | Comments(0)