耳鼻科医の診療日記
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あさひ町
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〒990-0024
山形市あさひ町7−25
院長  榊 原  昭


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<   2005年 11月 ( 27 )   > この月の画像一覧
雪景色
今日は平地でも雪が降りましたが、短時間で降り止んでしまい、初雪のシャッターチャンスを逃しました。そこで、雪景色を撮るため西蔵王まで行ってきました。
1ヶ月前の写真とほぼ同じ場所とは思えない景色です。
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週末から寒波がやってくるとのこと。”ボビー”の出動する日も近いです。
by jibikai | 2005-11-30 22:39 | Comments(0)
ペットとアレルギー性鼻炎
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最近はペットブームで、犬やネコなどを買う人が増えています。世の中が殺伐としてきているのは否定しがたい事実であり、ペットに癒しを求めるのは自然な流れと考えます。また、ペットの癒し効果ということが科学的にも裏付けされつつあり、例えば、ペットとふれあうことにより血圧が安定するなどの研究結果もあるようです。

一方、ペットの毛やフケによるアレルギー性鼻炎や、気管支喘息が問題となることもあります。ペットの種類では、ネコは特に抗原性が強く、自分では飼っていなくてもネコ毛アレルギーという方がっけこういます。あとは、犬やハムスター、ウサギなどがペットによるアレルギーの原因として多いと思われます。カメ、ヘビ、ワニなどのは虫類、カブトムシやクワガタなどの昆虫、水の中で飼う魚類や、ザリガニなどは、まず問題ないと考えます。

ペットによるアレルギー性鼻炎が心配な場合どうしたらよいか、といえば、まずは耳鼻科を受診してください。鼻の中の診察と、鼻水を採取することによるアレルギー反応の有無を調べる検査と、血液検査による抗体の測定により、アレルギー鼻炎が現在あるのかどうか、程度、原因がわかります。

治療は、原則としてはペットとの接触をさけるということになりますが、それでは、ペットを飼う意味が無くなってしまいますので、よほどの重症でない限り、ペットを手放すように指導する頑固な医者は、あまりいないんじゃないでしょうか。

飼いながら症状を軽くする方法を考えると、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1:これから飼おうというのであれば、できるだけ戸外で飼うこと。
2:掃除をまめにすること。(サイクロン式の小型の掃除機などを、部屋に置いておくのは便利。床だけじゃなく、壁紙についた毛も吸引する。粘着式のクリーナーなどもソファーやカーペットには有効。)
3:床はフローリング、ソファーは革や合皮製が望ましい。(毛やフケが取れやすいようにと、ダニのすみかを減らすため)
4:ペットのシャンプーやブラッシングもマメに。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんなところが思い浮かびます。
こういった日常の注意で、ある程度症状は緩和されると思います。あとは、抗アレルギー薬などによる治療も、症状に応じて必要になろうかと思います。

今回はペットを飼う際の注意について記事にしてみましたが、白状すると、犬の写真を載せたかっただけという話もあります(汗)。

参考記事
アレルギー性鼻炎の原因

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by jibikai | 2005-11-29 12:09 | 花粉症・アレルギー | Comments(2)
日本の医療も、、、
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斜陽。
by jibikai | 2005-11-28 18:47 | Comments(0)
理不尽な、診療報酬減らし。
診療報酬、過去最大マイナス改定…4%前後が有力

予想通りとはいえ、こんなことが通ってしまったら、えらいことです。4%の診療報酬減のうち、医者の技術料などを3%減らすという話です。診療報酬が3%下がるといういことは、医者の収入も比例して3%減る、、、、なんて甘い話ではないのです。ある開業医のところは、例えば改訂前の月間の診療報酬が500万円あったとして、その3%減だと、同じだけ働いても485万円しか入ってこなくなるわけです。必要経費は診療報酬が変わってもほとんど変わりませんから、医者の収入も15万の減少となります。元々、500万円の診療報酬から必要経費を差し引いた、100万程度で生活していた開業医は、患者さんが減ったわけでも、何か悪いことをしたわけでもないないのに、来春からは85万円で暮らさなければならないということになります。この場合、診療報酬3%減というのは医者の報酬15%減に匹敵するということです。

サラリーマンや公務員の方も、年々給料が減って大変という話も聞きますし、時々、公務員の方が不祥事で減俸なんてこともあるようですが、特に仕事が減ったわけでもなく、悪いことをした訳でもないのに、国の事情で突然15%も収入が減ってしまう、業種っていうのもそうそう無いんじゃないでしょうか。

自分の生活のレベルもある程度下げざる終えませんが、それにしたって月15万円を捻出するのは至難の業です。あとは、設備投資を減らすぐらいしかないでしょうが、今でもそう無駄な物は買っていませんので、あとはどこを削るか、頭を悩ませます。

政府は今回の理不尽な診療報酬大幅減により、医院や病院から体力が削がれ、設備の充実もままならないような状態でいいいと考えているんでしょうか。新型インフルエンザ大流行の危機なども現実味を帯びてきているというのに、その際の砦ともいうべき存在の医療機関を、経営危機に陥れることが、果たして国民の利益なのか、本気で考えて頂きたいと思います。

参考記事

情報操作にだまされちゃいけません
新型インフルエンザ〜町医者なりの心配〜

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by jibikai | 2005-11-28 11:26 | Comments(0)
今週の仕事も、無事に終了。
今日は、インフルエンザの予防接種希望者が殺到。
当院では予約なしでやっていて、いままではあまり支障ありませんでしたが、さすがに今日は大変でした。ワクチン接種にも賛否両論ありますが、インフルエンザ予防に関心があるのはよいことです。

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今日の山形市。建設中のマンションの遙か遠くに雪山をのぞむ。
進出するマンションとは対照的に、山形から撤退する大手スーパーの、オレンジ色のマークもちらっと写っています。
by jibikai | 2005-11-26 17:34 | Comments(0)
扁桃炎と病巣感染症
今回は耳鼻科医らしい話題。

扁桃(へんとう)っていうのは、どこにあるかご存じでしょうか。扁桃(一般的には扁桃腺といわれていますが)とは、私の下手なイラストにあります様に、のどちんこからつながるヒダの間、口の中と咽との境目のところにあります。左右に1個ずつあり、形は桃の種に似ていることから、扁桃といいます。
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大きさ:人によってまちまちで、中には咽の空間が狭くなってしまうほど、大きい人もいます。幼児期から大きくなり始め、7歳くらいで最大となり、大人になるとだんだん萎縮して小さくなります。

扁桃の働き:身体を細菌やウイルスから守る”免疫”という仕事の、一端を担っています。扁桃の表面は月のクレーターのような凹凸(陰窩といいます)がたくさんあり、表面積が大変広くできています。この広い表面積を利用して、細菌やウイルスを捕まえて、その情報を全身の免疫のシステムに受け渡す、いわば防空レーダーのような役割をしています。ただし有益に働いているのはせいぜい幼児期までで、その後は細菌やウイルスがくっつきやすいという性質故、病原体の巣となり、厄介者となってしまうことも少なくありません。

急性扁桃炎:カゼに引き続いて、扁桃に細菌が感染した状態。扁桃が腫れ、白い膿がくっつきます。飲み込む時に強い咽の痛みが生じます。40度近い高熱が出ることも、まれではありません。よく小児科の先生が心配する、溶連菌(ようれんきん)も急性扁桃炎の原因になりやすいです。

習慣性扁桃炎:急性扁桃炎を繰り返すもの。年に4〜5回以上繰り返す場合や、溶連菌感染を繰り返す場合には、扁桃腺を手術的に取ることが勧められます。

慢性扁桃炎:ひどい痛みや高熱こそ起こさないものの、咽のひりひり感や痰の絡まる様な感じがずっと続きます。扁桃が少し赤い状態が続いたり、少しの量の膿が陰窩にたまった状態が続きます。急性炎症がきちんと治りきらなかったりした場合や、たばこを吸う人に多いです。時々、変なにおいのする淡黄色の膿の固まりが口から出てきたりして、においを嗅いであまりの臭さにびっくりしたりします。

病巣感染症:基本的には慢性扁桃炎があるのですが、咽の症状にはあまり気づかずにいて、扁桃の陰窩で作られた免疫複合体(いわゆる毒素と考えてください)が血液に乗って、全身を巡り巡って、扁桃から遠く離れた場所に悪さをするものです。掌蹠嚢胞症やIgA腎症などが有名です。掌蹠膿疱症は手のひらや足の底に小水疱や膿疱を伴う炎症を起こす病気ですが、皮膚科的な治療では治りにくい場合でも、扁桃を取ることにより、ほとんどの人が治癒もしくは軽快します。特に発症後1年以内の掌蹠膿疱症では、治癒率が高くなるというデータがあります。IgA腎症では、腎機能障害により透析が必要なぐらい進行してしまった後では効果がありませんが、初期であれば扁桃腺を取ることにより、進行を止める効果が期待できます。

以上、今回は耳鼻科医らしく扁桃について書いてみました。
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by jibikai | 2005-11-25 16:42 | のどのはなし | Comments(7)
ボビーがやってきた!!
とうとう、待ちに待ったものが、昨日納車されました。

今年の冬の救世主として期待されている、”除雪車”です。
開業して2〜3年は少雪で楽だったものの、近年ここ山形は大雪に悩まされ続け、下手すると一日中除雪してた、なんていう日もありました。

そういった除雪地獄から脱却をはかるべく、いろいろと対策を考えてきましたが、今回思い切って、除雪車購入に踏み切りました。機種はボブキャット553、なんとアメリカ製(つまりアメ車!?)です。エンジンはkubota製の25馬力ディーゼルエンジンです。愛称は”ボビー”と名付け、某プロ野球監督や、お笑い芸人兼K-1ファイターや、ホイットニー・ヒューストンの旦那に負けない様な活躍を期待しているのですが、どうなることやら。詳細は、実際雪が積もったら、また、リポートしたいと思います。




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軽自動車より一回り小さいボディー
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朝日を浴びて
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セクシーなヒップライン

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by jibikai | 2005-11-25 09:56 | Comments(2)
どうする!? タミフル
このごろは、タミフルという薬の名前を聞かない日はありません。言うまでもなく、インフルエンザウイルスの増殖を抑える薬です。新型インフルエンザの特効薬として、備蓄を始めようとした矢先に、タミフル内服後に異常行動をおこし死亡した2症例が報告されました。タミフルとの因果関係のある可能性は少ないとはいうものの、新型インフルエンザに対する切り札として、期待していただけに、不安もまた大きくなったといわざる終えません。

しかし、あらゆる薬に何らかの副作用は存在します。問題はその頻度と、重症度ということになります。今回はもちろん、異常行動の結果亡くなっているわけですから、副作用とすれば重症と考えなければならないでしょう。ただし頻度はどうでしょうか。ここ数年、タミフルは相当な量が使用されているはずで、そのうちの2例というのはけっして多い方ではないと思います。

今年のインフルエンザ(新型以外)に対しては、そういった副作用の出る可能性があること、タミフルを飲まなくとも治るものであること、内服後、直ちに発熱などの症状が治まるわけでなく、発熱のある期間を2日ほど短縮できる程度の作用であることなどを説明して、それでも希望する人に処方することになろうかと思います。

確かに、ここ数年でインフルエンザの迅速検査キットができたり、以前は対症療法しかなかったのに、シンメトリル、リレンザ、タミフルなどの抗インフルエンザ薬が発売されたりと、インフルエンザを巡る情勢はめまぐるしく様変わりし、解熱剤の使用法なども、数年前の常識が、今日の非常識になったりすることもあります。また、 インフルエンザ関連にかかわらず、 マスコミやネットなどでも医薬品の副作用情報などは、すぐに広まりますので、医者も勉強を怠らない様にしないと、患者さんより情報に疎かったりすることも起こりえます。

数年前までは、医者が情報を独占していたと言えなくもなく、「黙って俺についてこい」式のある意味”男らしい”診察スタイルが一般的でした。現在は治療法をいくつか示して、その際のメリット、デメリットを説明。また、治療しない場合どうなるかなども説明して、患者さんと一緒に治療法を考えていくような医者が増えてきていると思います。こちらは、「黙って俺についてこい」式が好きな患者さんにとっては「優柔不断な頼りない医者」として映るかも知れません。そこで自然と「黙って俺についてこい」式の医者のところには、「小難しい説明はいらないから、とにかく早く治してくれ。」という患者が集まり、説明の多い医者のところには説明の欲しい患者さんが集まることになります。例外として、たまたま相性の悪いもの同士が、腐れ縁の様につきあっていることもありますが、それは患者さんにとっても医者にとってもストレスになるかも知れません。

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by jibikai | 2005-11-24 17:13 | Comments(0)
Q&A 子供の花粉症
質問:
子供でも花粉症になることはありますか?

回答:
もちろんあります。

花粉症とはスギや様々な雑草などの花粉によるアレルギーで起こります。ただし、花粉を吸入するとすぐアレルギー反応が起こるわけではなく、繰り返し花粉を吸入することにより、まず抗体が身体に作られて、抗体の量がある程度増えてから症状がおきてきますので、生まれたばかりの赤ちゃんには花粉症はありません。

早い子では2〜3歳から花粉症になります。近年、小さいうちから花粉症になる子は、徐々に増えてきています。

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by jibikai | 2005-11-22 14:51 | Q&Aシリーズ | Comments(2)
Q&A 幼児のアレルギー性鼻炎
質問:
子供が小児喘息といわれていましたが、最近鼻もつまるようになりました。どうしてでしょうか?

回答:
小児喘息であったことから、アレルギー体質であると思われますが、その場合、4〜5歳ぐらいからアレルギー性鼻炎にもかかることが多いようです。
大人のアレルギー性鼻炎の原因は、スギをはじめとした花粉が多いのですが、幼児ではホコリとダニのアレルギーの方が多いです。
幼児のアレルギー性鼻炎では、くしゃみや鼻水よりも、鼻づまりの方がひどくなりやすいです。

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by jibikai | 2005-11-21 18:30 | Q&Aシリーズ | Comments(0)