耳鼻科医の診療日記
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みなさん、良いお年を。
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今年も残すところあと、わずか。医院も数日間休むため、なんやかやと忙しく過ごしております。ブログの更新は、年内はこれで最後です。

不思議なのは、年に1,2回来てくれる患者さん。たとえば、たまに耳掃除が必要な方とか、聞こえの検査を年に1,2度やって、経過を診ている方。緊急性はないが、たまに経過を診た方がいいような患者さん、普段は「3ヶ月後に診させてください。」なんて言っても、なかなかそのとおりには来てくれません。ところが年末になると、「正月に具合悪ぐなっど、困っからよ。」といって、毎年来てくれたりします。1年無事だったんだから、正月休みの4〜5日間で急に病状が悪化するとは思えないのですが、悪いところがあればは年内に何とかしておきたい、という気持ちなのでしょう。ひととおり診察して、特に悪くなっていないことを告げると、安心してくれます。

こんな感じで、私の年末は忙しいながらも、実に平和に過ぎていきます。勤務医の頃は、年末に限って重症な急患が入院したり、術後の患者さんの状態が悪くなったりしていましたので、こんなに平和でいいのかなという気もします。

なにはともあれ、今年も1年無事に過ごせそうです。通院してきてくれる患者さん、そして、このブログを読んでくれている皆さんのおかげで、今年一年充実して過ごせました。どうもありがとうございます。

年が明けてからも、ますます中身の濃いブログを目指していきますので、よろしくお願いします。

皆様にとって良い年になりますように!

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(写真はだいぶ前に撮ったチューリップ。
雪には食傷気味で、ホント、春が待ち遠しいです。)
by jibikai | 2005-12-30 12:04 | Comments(4)
耳鼻科医の除雪日記(その4)
ここ数日、次々に寒波が訪れ、山形では連日、雪が断続的に降っています。公共の交通機関はたまに来るバスぐらいしかありませんので、日常の足はやはり車が頼りです。当院では、毎朝、診察前に20〜30分ほどかけて、職員と私とで除雪、路面が出るまでに仕上げています。e0084756_12302621.jpg
昨日も、これで大丈夫と安心して診療していましたところ、降り続いた雪により、前の道路のわだちも、いよいよ深くなり、車線変更もままならないほどになっていました。それでも、地方財政難のあおりを受けてか、除雪車は昼近くになってもやってきませんでした(泣)。そこへ、プロパンガスのボンベを積んだトラックがやってきて、道路のわだちと当院の駐車場の入り口との間の段差で、スタックしてしまいました。患者さんの車は出入りができなくなってしまいましたので、診療も中断して、職員と一緒にトラックを押してやっと脱出。自分のところをいくら一生懸命に除雪しても、道路がダメならどうしようもありません。
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毎年、当地では問題になることなのですが、道路の除雪ぐらいきちっとやって頂きたいと、この際行政側に訴えたい気持ちです。金がないといつも言い訳をしていますが、暖冬だったとき蓄えておかないから、こうなっているんじゃないかとも思いますし、市民生活が成り立たなくなったら、税収だって減るんじゃないでしょうかね。

写真は上から、「トラック脱出後の出入り口」、昼休みの駐車場(朝、綺麗にはいてもこんなに積もります。) 、下左「昼に除雪した後の出入り口」、下右「同じく除雪後の駐車場」
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by jibikai | 2005-12-27 12:56 | Comments(0)
帰省とアレルギー
今年も残すところあと1週間を切り、お正月をふるさとで過ごすために、帰省する方も多いんじゃないでしょうか。

ふるさとに帰省することにより、意外と悪くなりやすいのが、アレルギー性鼻炎です。今の時期アレルギー性鼻炎を起こす原因は、ホコリやダニやペットの毛やフケがほとんどで、”通年性アレルギー”といいますが、それが帰省によって悪化するケースが多いのです。普段から時々通年性アレルギーでかかっている患者さんで、毎回盆と正月に帰省するたびに、症状がひどくなる方が何人かいらっしゃるのです。きちんと研究したわけではないのですが、理由をあれこれと推測してみました。
実家に帰省する場合、たいがい普段使っていない部屋に、これまた普段使っていない客用の布団を敷いて寝ることが多いのではないでしょうか。普段換気されていない部屋や、干されていない布団はダニの温床になりやすいので、どうもこのあたりに原因があるのではと、考えます。
また、人が大勢集まることによって、生活が不規則になりがちだったり、慣れない対人関係によるストレスがかかったりすることもまた、アレルギーをひどくする補助的な原因となるのではないかと推測しています。

ここまで読んで、自分もそうかも知れないと思った方、まだ遅くはありません。かかりつけの耳鼻科があれば、そこで抗アレルギー薬を処方してもらうことと、急いで実家へ電話して、部屋の掃除と換気、できるなら布団を干してもらうこと、天候などの関係で無理ならば、布団乾燥機で布団に空気を通して、さらに掃除機もかけておいてもらうようにお願いしましょう。

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by jibikai | 2005-12-26 12:24 | 花粉症・アレルギー | Comments(1)
ホワイト・クリスマス
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e0084756_9333743.jpg昨日は、一日中大雪。
街中雪まみれになりました。
うちの犬も、、、、。
by jibikai | 2005-12-25 09:36 | Comments(3)
音響外傷・騒音性難聴
この季節、コンサートやライブなどにお出かけになる機会も多いのではないでしょうか。そのとき、ちょっと憶えていて欲しいのが、音響外傷という言葉です。

音響外傷とは大きな音を聞くことにより、内耳がダメージを受けてしまい、聴力が低下する病気です。特に非常に大きい音、例えばジェット機の爆音や爆薬が破裂する音(130デシベル以上)などを聞いた場合は、ほとんどの人が例外なく、しかも一瞬音を聞いただけだとしても、聞こえが悪くなり、時間が経っても回復しません。これが、厳密な意味での音響外傷ということになります。

そこまで行かなくとも比較的大きい音、例えばロック・コンサートやクラブなどの大音響の音楽(110デシベル以上)ではどうでしょうか。この場合は音が大きければ大きいほど聴力が低下しやすいのはもちろんですが、音を聞いた時間もまた、長くなるほど悪くなりやすい傾向があります。この程度の音で起こるものを広い意味での音響外傷といいます。

症状は大音響を聞き始めてから数分から数時間以内に始まる、聴力低下や耳鳴や耳のつまる感じなどです。大抵スピーカーに近い側の耳が悪くなりやすいです。また、聴力が低下するかどうかは個人差もあり、この点が先の厳密な意味での音響外傷とは異なります。また、聴力の低下は一時的なものであることが多いです。
原因によって「ロック・コンサート難聴」とか「ディスコ難聴」というのですが、これは専門書にも載っている正式な用語です。

数年前、私は、医師会の准看護学校の講師をしていました。講義で「今はディスコはほとんど絶滅してしまったので、今だったら”クラブ難聴”という病名になるかも知れませんね。」なんて、ウケを狙って言ったのに誰一人として反応してくれませんでした。今日の気候のように、教室の空気が急激に冷え込んだような気がしました(泣)。

それはさておき、もう少し小さい音ではどうでしょうか。いったい何デシベルぐらいの音まで聴力の低下を引き起こす可能性があるのでしょうか。その限界は85デシベルといわれています。電車の中の音や工事現場の音がだいたいこのくらいです。職業上この程度の音を聞いている人は、一日8時間10年近く続けると、騒音性難聴になる可能性があります。騒音性難聴は音響外傷と異なり、急激ではなく、少しずつ聴力が低下していきます。また、両側が同程度に悪くなります。

今日の昼休み、近くの食堂で読んだ日刊スポーツに、「奈良の騒音おばさん」の裁判が長引いて、来年まで決着しないことなどが書かれてありました。ワイドショーなどで繰り返し報じられ、非常にインパクトのある方なので皆さんご存じと思います。近隣のトラブルが原因で隣人に恨みを持った主婦が、ベランダで布団をたたきながら、リズミカルに「引っ越し、引っ越し。」と連呼したり。ラジカセを使い最大音量で音楽を流し続けたりしたあの事件です。4月に逮捕され、隣人を睡眠障害に陥らせたとして、傷害罪として訴えられているようです。
興味あって医院に戻ってネット検索したところ、おばさんがラジカセや大声で嫌がらせした音の大きさは日中70デシベル以上、夜50デシベル以上だったと報道されていました。”以上”と書いてあるところを多めに見積もっても、日中で80デシベル程度だったと考えられます。嫌がらせは10年も続けられていたとのことですので、もし85デシベル以上であったなら、被害者は騒音性難聴を来した可能性もありましたが、どうも聴力障害を引き起こすほどの騒音ではなかったことが推定されます。
騒音による嫌がらせが有罪となるのかどうか、裁判の行方が気になるところです。

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by jibikai | 2005-12-22 19:04 | 耳のはなし | Comments(5)
今年も残すところあとわずか。
e0084756_16125386.gif来年は戌年と言うことで、うちのアイドル犬でアニメーションを作ってみました。
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by jibikai | 2005-12-22 14:30 | Comments(2)
耳鼻科医の除雪日記(その3)
昨夜の雪は少なめで、数センチというところ。ただし冷え込みは相変わらずの厳しさです。うちのポストに雪の結晶を発見。マクロで撮ってみましたが、手ぶれはあるものの何とかうつってくれました。
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こちらは医院の様子。雪が少ないときは、人力の方が綺麗に効率的に掃けます。左は職員のSさん。”スノープッシャー”という道具を使っています。
右は私が同じ道具で掃いた跡と、影絵のセルフポートレート。e0084756_13442332.jpge0084756_1340658.jpg











ヘリボーンパターンに掃いてみました。(時には遊び心も必要)
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by jibikai | 2005-12-20 13:49 | Comments(2)
診療報酬、過去最大の大安売り!
「診療報酬、06年度は過去最大3・16%下げ」
だそうです。各紙で報じており、皆さんご存じと思いますので、コピペするほどのニュースでもないでしょう。医療機関側に余力がある時ならまだいいのでしょうが、マスコミが伝えるほど、どこの医者も儲かっていないんすよ、本当に。しかし、毎度毎度、政府はやり方が汚い。まず、秋頃に開業医が儲かっているというニュースをマスコミにリーク。世論としてはそんなに儲かっているんなら、医者の報酬を削れとなったところでの、マイナス改訂。2002年の時と全く同じパターンです。それに、一部は医者はもうけているかも知れませんが、そのもうけは必ずしも、ローレックスやベンツや奥様の宝石や愛人のためのマンションに、姿を変えるわけではありません。儲かっているところは、儲かっているなりに、医療器械を新しくしたり、建物をバリアフリーにリフォームしたりして、患者さんに還元してはいないですか?

以下、近未来のある医院の待合室での患者さん同士の、内緒話です。
(フィクションです)
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Aさん「この病院前から少し暇そうだったけど、看護師さんとか、事務員さんとかみんな親切だからよかったんだよね。子供を連れてきちゃっても、診察の時には病院の誰かがみてくれるから、助かっていたんだけど、最近、人が少ないし、なんかギスギスした感じよね。」

Bさん「そういえば前からいた、一番感じの良かった人、最近見ないね。」

Cさん「○○さんでしょう〜。」(さらに声を潜めて)「なんかリストラされたみたいよ。給料安くてイヤになってやめたっていう噂もあるけど。」

Aさん「へ〜、そうなんだ。あの人いい人だったのにね。そういえば、このごろ院長の白衣、なんか汚いよね。髪はボサボサだし。診察の時言うことも、いっつも同じ。こないだTV言ってた新しい治療法について聞いたんだけど、知らないみたいだったわ。」

Bさん「なんか診察の道具も、ずいぶん年代物使ってるよね。そういえば、床なんかも汚いし。昔はいつもちゃんとワックスかけてあったのにね。」

Cさん「なんか、他にいい病院ないかしらね。どっかに変わってみようかな。」

Bさん「駅裏に出来たD医院って、なんかきれいで良さそうだけどね。なんか情報知らない?」

Aさん「あそこはキレイで先生も感じいいらしいんだけど、なんか、風邪でかかっただけなのに、MRIだかなんか、とにかく検査をいっぱいやらされるんだって。友達が言ってたんだけど、会計の時、高くてびっくりしたって。そういえば、E医院ってどうなっちゃたのかしら。なんか、この前通りかかったら、平日なのにカーテンしまってて、、、。おじいちゃん先生だったけど、親切だったよね。先生病気でもしてるのかしら。」

Cさん(さらに声をひそめて)「なんか、職員にボーナス払うため、あっちこっちに借金して、、、。でも返せなくなって、夜逃げしちゃったみたいよ。」

A、B「なんだか、医者の収入減ってざまあみろって思ってたけど、だんだんいい病院なくなっちゃって、困ったわね。」
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コントはここまでです。

そう医者の収入が減ると言うことは、医者が贅沢を出来なくなると言うことも、少しはあるかもしれませんが、それよりも、自分の通っている、あるいは将来頼らなければならないかも知れない病院が、ボロになること。患者さんが困った時に、手助けをしてくれる職員がいなくなること。院長が勉強もできなくなり、時代遅れの治療を強いられたり、新しくて苦痛の少ない検査法が開発されても、古い器械でつらい検査をされること。不必要な検査をいろいろやらされたり、いらない薬まで処方されたりする可能性があることを意味するのです。

出来るだけ、患者さんの不便にならないようがんばるつもりではいますが、来春以降のことを考えると気が滅入ります。

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参考記事
情報操作にだまされちゃいけません
理不尽な、診療報酬減らし。
by jibikai | 2005-12-19 17:04 | Comments(6)
耳鼻科医の除雪日記(その2)
今日は全国的に大雪。ここ山形は、今日の昼間での積雪が約20㎝。その後もまだ降り続いていますが、この程度なら、まだ日常生活への影響は少ないです。
除雪前
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これぐらいの雪なら一気に進んでいきます。
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積み上げたら、壁のようになってきました。
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番外編。ネコの足跡。
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参考記事
耳鼻科医の除雪日記(その1)
by jibikai | 2005-12-18 19:06 | Comments(2)
「せきエチケット」だそうです。
以下、yahoo! Japanに載ってた、河北新報の記事。

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インフルエンザ まん延防止にせきエチケット 宮城・山形

 インフルエンザが早くも宮城、山形県などで流行の兆しを見せている。高齢者や子どもの場合、命にかかわりかねない冬場の大敵。せきなどでウイルスが拡散する「飛沫(ひまつ)感染」に警戒が必要で、専門家は「患者は口元を手で押さえる『せきエチケット』の励行を」と、まん延防止の徹底を訴えている。

 急激な発熱や関節痛を伴うインフルエンザは、抵抗力の弱い高齢者や乳幼児、呼吸器疾患の患者が感染すると死に至るケースも。幼児の発症はインフルエンザ脳症の危険性もはらむ。

 例年、12月末から流行するが、今年の発症は早い。山形県では11日までの累計患者数が500人に迫り、宮城県大崎保健所管内では5―11日、インフルエンザと診断された患者が一医療機関当たり10人を超えた。

 「接触感染」が多い風邪に対し、インフルエンザはせき、くしゃみなどと一緒に放出されるウイルスで飛沫感染する。ウイルスの量は一回のせきで5万個、くしゃみは10万個と言われる。

 口元を押さえずにせきなどをすると、ウイルスは半径一メートル前後の範囲に飛び散る。人が密集する病院、電車などの大気中に大量のウイルスが浮遊する状況は、感染者を一気に拡大させかねない。

 うがいなど自己防衛は大事だが、東北大医学部の賀来満夫教授(感染制御)は「インフルエンザウイルスの伝播(でんぱ)性は高い。感染したら医師の診察を受けて安静にするとともに、せきエチケットで拡散を防ぐ必要がある」と指摘する。

 せきエチケットは2003年の新型肺炎(SARS)の流行をきっかけに、米国疾病予防センターが提唱。東北大病院は東北厚生局と共同でPRポスターを作り、今月、東北各地の医療機関に配布を始めた。
 賀来教授は「医療関係者に限らず、家庭でも一人一人が心に留めてほしい」と話している。
(河北新報) - 12月17日7時5分更新
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全く同感です。せきエチケットという言葉は新しいと思いますが、咳をするとき口を押さえるのは、常識といえば常識ですよね。インフルエンザに罹ったら、家族はもちろん、他人にも移さないような配慮が必要です。

同じ意味で、インフルエンザに罹ったら、極力外出を控えることも重要です。これは自分のためだけでなく、周りの人のためでもあります。昔から「風邪は人にうつすと治る。」という迷信がありますが、あれは真っ赤な嘘です。インフルエンザの潜伏期は約4日間ですので、ちょうどその頃に治ることが多いために、そう信じる人もいるのでしょう。

また、学校では、インフルエンザで出席停止の子供の家に、先生が連絡事項のプリントなどを、ほかの子供に届けさせることがあります。玄関口で保護者に渡してくるだけならいいのですが、上がり込んでインフルエンザに罹っている子と話し込んで来たりすると、結構な確率でうつります。インフルエンザの子が出席停止になるのは、いうまでもなく学校でほかの子供にうつさないためなので、学校側にはもっと配慮して欲しいところです。

ウイルスはヒトに寄生しないと生きていけませんので、罹っている人に近づいた人が狙われます。インフルエンザの流行を防ぐには、罹った人本人と周りの人が注意することが必要なのです。

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by jibikai | 2005-12-17 17:41 | Comments(2)