耳鼻科医の診療日記
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あさひ町榊原耳鼻咽喉科  院長のブログ
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いわゆる医療相談につきましては、誤解を招く恐れ、また実際の治療の妨げになる懸念があるため、お受けしておりません。
例えコメント欄に個々の診断や治療方針についての質問を書き込まれましても、一切返答いたしませんので、ご了承ください。


【連絡先】
あさひ町
榊原耳鼻咽喉科医院
〒990-0024
山形市あさひ町7−25
院長  榊 原  昭


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<   2006年 08月 ( 7 )   > この月の画像一覧
秋の花粉症
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日中の暑さはまだまだ厳しいものの、朝晩はだいぶ涼しくなってきました。田んぼでも稲穂が頭を垂れる様子が見られます。
さて、この時期、くしゃみ、鼻水、鼻づまりや乾いた咳が起こりやすくなる方がいらっしゃいます。春の次に、秋はアレルギー性鼻炎が起こりやすいし、喉頭アレルギーや気管支喘息も起こりやすいです。毎年秋口にひどくなる方は、ちょうど稲刈りの時期に重なることから、自分は”イネ”の花粉症と思っている方も多いのですが、この時期にイネの”花粉”はもちろん飛ばないわけですから、それは”イネ花粉症”ではありません。また、イネ科雑草花粉症の方は結構多いのですが、時期としては5月上旬から7月までの方が症状がひどいはずです。
では、これからの時期、稲刈りのシーズンに一致してアレルギー症状を起こすのは何かと申しますと、それはキク科雑草花粉症が多いのです。キク科雑草には、ヨモギ、ブタクサなどがあり、アレルギー性鼻炎の患者さんのうち、15%位の人が抗体を持っていますので、花粉症のなかでは、スギ、イネ科についでキク科花粉症は多いです。
キク科花粉症もやはり、初期治療が有効ですので、毎年この時期のアレルギー症状に悩まされている方は、是非、早めの受診をお願いします。

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by jibikai | 2006-08-29 18:32 | 花粉症・アレルギー | Comments(2)
他の科との連携を考える
9月も目前に迫っているというのに、毎日暑いですね。東北は涼しいだろうと思われるかも知れませんが、なんのなんの、ここ山形は連日30度を超す猛暑です。
いったい全体、この残暑は なんざんしょ。
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さむ〜いダジャレで涼んで頂いたところで、今日の話。

昨日、「第1回山形GERD研究会」というものに出てきました。ちなみに” GERD"というのは胃食道逆流症のことです。胃酸が食道に逆流することによって、胸焼け、ゲップ、のどの詰まる感じ、しつこい空咳 などが続く病気です。ちなみに、似たような病名で、逆流性食道炎というのがありますが、こちらはGERD(胃食道逆流症)のなかでも食道に明らかな炎症のある物を言います。

きのうの研究会では、耳鼻科と消化器内科の医者が一人ずつ、プレゼンテーションし、聴衆も耳鼻科医と消化器内科医が半々ずつという構成でした。テーマはGERDについてと、最近の消化器内科のトレンドである、「経鼻内視鏡(けいびないしきょう)」というものについてで、いずれも耳鼻科と消化器内科にまたがって関連している問題です。GERDなんていう病気は数年前まではあまり有名じゃなかった病気です。経鼻内視鏡というのも胃カメラの細い物を作るのが技術的に可能になってはじめて、口からよりも苦痛の少ない鼻から入れられるようになったもので、これも数年前まではなかったものです。ということで、時代のニーズがあって実現したとも言える耳鼻科と消化器内科の合同の研究会であったわけです。

(例えば、脳の病気は脳神経外科、皮膚の病気は皮膚科、、、、という風に、)西洋医学というのは、病気を臓器別に診るという特徴があります。それはそれで、長所もありますが、短所もあります。短所の一つとしては、病変の起こっている部位にのみ注意が払われすぎて、全身的な問題が時として忘れられてしまうこと。もう一つは、既存の診療科の分類では境界領域や複数の科にまたがる病気、たとえば胃食道逆流症、めまい、アレルギー疾患、カゼ症候群や睡眠時無呼吸症候群など、を診療する際、各科において診療方針が変わってしまうなどの弊害が出てきます。

境界領域や複数の診療科にまたがる病気を診る場合、どうしても、自分の科のやり方が最良と信じてしまいがちですが、診療科が違えば、また違うやり方も存在するわけで、どちらがよいかはもちろんケースバイケースです。診療のための手段は、その都度いくつかの選択枝から選んでいくわけですが、そのための引き出しは多い方が理想的です。引き出しを増やす意味でも、他の科の流儀を学んだり、必要に応じて連携して治療に当たるのも重要であると実感した次第です。
by jibikai | 2006-08-24 12:29 | 耳鼻科全般 | Comments(6)
暑いです。
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お盆も過ぎたというのに連日の猛暑。
「モウ、嫌!」と言う気持ちもわかりますが、体調管理に気をつけて夏を乗り切りましょう。

 「冴えない、ダジャレだけど、夏休みから復帰して間もないからしょうがないか。」というおおらかな気持ちで、この記事を見てくれたらクリックしてください。(一日一回、ご協力よろしく。)
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ちなみに、写真は西蔵王放牧場の仔牛チャンです。
by jibikai | 2006-08-18 17:35 | Comments(4)
夕焼けの山形
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長かった梅雨もようやく明けて、暑い夏がやってきました。
写真は昨日の夕方、仕事帰りに撮影。
中央の一番高いビルは、市街地の真ん中に新しくできたマンション。その手前の白いビルはホテルキャッスル。今日から始まる花笠祭りのパレードは、ちょうどこの辺りからスタートします。

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【お知らせ】
8月6日(日)から11日(金)まで、医院は休診いたします。
12日(土)からは平常通り診療いたします。

ちょっとの間、旅に出ますので、1週間ほどブログの更新並びに、コメントのお返事ができませんことをお詫び申し上げます。必ず帰ってきますから、どうか探さないでください(笑)。
by jibikai | 2006-08-05 15:14 | Comments(7)
次、いつ来ればいいですか?
このブログの目的の一つとして、患者さんと医者との間のちょっとした不信感を出来る限りなくしていく、ということがあります。この”ちょっとした不信感”というのは、ドクターショッピングなどの弊害も招きますし、医療の効率を下げる大きな要因となっているからです。この不信感というのは、医者と患者という立場の違いから不可避なものもありますが、誤解によって生じているものもあり、こちらについては誤解を解くことで理解し合えるのではないかと考えております。

前置きが長くなりましたが、今回はその誤解の一つである通院の間隔の問題。たとえば、同じ病気でAという病院にかかった時と、Bという病院にかかった時に、Aでは「毎日通いなさい」、Bでは「一週間後でいいです。」と言われたら、「その違いって何?」って思うでしょう。今回は、そんな疑問に答えたいと思います。

通院の間隔は、一つの要因で決まるのではなく、いろんな要因が絡み合って決まっていきます。列挙してみますと、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.病気の種類(急性であればあるほど短、慢性であれば長)
2.病気の重症度(重症は短、軽傷は長)
3.病状の変化が予測できるものかどうか(予測不能なら短、予測可能なら長)
4.処置の必要性(必要なものは短、不要なものは長)
5.医院、あるいは病院の忙しさ(暇なら短、忙しいなら長)
6.患者さんの忙しさ(時間のある人なら短、忙しい人なら長)
7.患者さんの自宅や職場からの距離(近ければ短、遠ければ長)
8.医者と患者さんの信頼関係(浅ければ短、深ければ長)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まあ、こんなところが考えられます。
それぞれについて解説を。

1:病気の種類について
病気の種類によって経過は様々です。急性のものとは急に悪くなりますが、治るのも比較的早いものが多いです。例えば急性扁桃炎を例にとりますと、元気だった人が急に高熱を出して、のどの痛みのため全然食べられなくなったりします。このような場合は毎日通院、あるいは入院して点滴したりした方がいいこともありますが、同じ扁桃炎でも慢性扁桃炎の場合は、ひりひりした痛みが持続しますが、食べられなくなるほどじゃないので、1ないし数週間に一度の割合で経過を診て、症状に応じて薬を出したり、場合によっては手術を勧めていったりする、というような感じになります。

2:病気の重症度
例えば、子供の罹る急性中耳炎などでも、重症度は様々です。軽いというのは中耳の粘膜や鼓膜に少し炎症を起こして充血するぐらいですから、抗生剤を処方して5日後ぐらいに治っているかどうか確認するぐらいで大丈夫です。一方、重症の場合は中耳に膿が沢山たまりかなり痛がって眠れないほどの事もしばしばです。余りひどい場合は、鼓膜切開なども必要になりますから、頻回に様子をみるため、毎日来てもらうこともありえます。

3.病状の変化が予測できるものかどうか
まず、初診時で診断がつかないということもありえます。この場合、早めにもう一度来てもらうことになります。また、診断はついても、軽く済むかひどくなるかその時点で判断出来ないことがあり、その場合は早めに来てもらうことになります。たとえば、突発性難聴などがそうでして、外来通院だけで数日でよくなることもあれば、逆に治療しても聴力がさらに低下する、なんてこともあり、その場合入院が必要になるケースも多いので、頻回に経過を診なければなりません。
一方、スギ花粉症の場合などは、スギの飛散量と患者さん本人のアレルギーの強さで症状が予測できますので、通院の間隔は長くとも大丈夫です。

4.処置の必要性
例えば、副鼻腔炎という病気がありまして、これは鼻から奥につながっている副鼻腔というところに炎症を起こします。治療はこの鼻と副鼻腔を結ぶ通路を掃除して、ネブライザー療法をやるのが良いのですが、一度掃除してもまたすぐ塞がりますから、本来2、3日に1度の通院が望ましいです。その他、カビによる外耳道炎なども頻回の耳処置が必要です。また、一般的に手術後なども傷の処置を頻回にやる必要がありますので、通院間隔は短くなります。一方、薬物療法中心の治療の場合は、通院間隔が長くとも大丈夫なことが多いです。

5.医院、あるいは病院の忙しさ
こういうとを書くと、「医者は自分の儲けの事ばかり考えて、必要以上に患者を通わせている、けしからん。」という風に思われる方があるかも知れませんが、そういったところは少ないはずです。これは、本来頻回の通院を必要とする場合でも、余り忙しい病院などですと、待ち時間が2~3時間ぐらいはざらになりますから、どうしても病気の重症度順に間引かざる終えないということなのです。暇になってくると、通院の間隔が短くなるとしたら、それが本来の適正な通院頻度であることの方が多いと思います。

6.患者さんの忙しさ
これは、もう医者だけではどうしようもないです。ただ一つ言えるのは、余り忙しくして自分の身体を顧みないのは、良くないですよということ。バリバリ働くのは結構ですが、身体のコンディションを整えながらの方が、仕事や勉強や部活などの成果も上がるのではないでしょうか。

7.患者さんの自宅や職場からの距離
これは、まあ分かりますよね。近所だったら、毎日通ってもらうことも可能ですが、片道1時間以上かけて通院して下さる方もいらっしゃいますから、こういう時はある程度妥協して考えるか、頻回の通院が必要であれば、近くの病院を紹介するしかないと思います。

8.医者と患者さんの信頼関係
これはどういう事かと申しますと、ある程度通院していただきますと、患者さんの癖がわかってきます。たとえば、次回来院予定の日が来ないうちに症状が悪化したような場合、そのまま放っておく人もいれば、早めに様子を診せに来る方もいます。具合が悪くてもなかなか来てくれないような人には、早めに来院するよう指示するしかありませんし、具合が悪ければ早めに来てくれる方は、しばらく自分で様子を見て頂いても大丈夫ということになることが多くなります。

以上、8つの要因にわけて、通院間隔をどう決めていくかをお話ししましたが、もちろんこの8つの要因は同列なのではなく、優先順位があります。なんといっても1〜4の病気の性質が重要で、次が患者さんの都合、最後が医者の事情で決まってくると思います。

ですから、必ずしも通院回数が少なくても良いのが名医だったり、良心的というわけではなく、いろんな要素が絡んで決まるというわけなのです。

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by jibikai | 2006-08-04 16:20 | 耳鼻科全般 | Comments(7)
めまい
久しぶりに、病気の話をします。今日はめまいについて。
「え〜っ、めまいって耳鼻科の病気なの?」っていう方も一部いらっしゃるかと思います。めまいというのは、身体のバランスを取る平衡機能(へいこうきのう)という働きがうまくいかなくなって起こります。平衡機能は簡単にいえば耳の奥の内耳というところにセンサーがあって、ここからの情報が脳幹部や小脳で解析されることですが、このうちのどこかがトラブルを起こすと、”めまい”という症状が起こります。従って、めまいは耳を専門に診る科、すなわち耳鼻科と、脳の働きを診る神経内科や、脳神経外科で分担、協力して診ることになります。
「それじゃあ、実際めまいが起きた時にどこにかかっていいか分からないじゃないか。」という意見も出ますよね。あるいは、救急車を呼んでいいものかどうか迷うこともあるでしょう。今日はそんな話を中心にします。
一応、外傷など明らかな原因があるもの以外で、内耳が原因のめまいはとりあえず命に関わることはありません。一方、頭の中の脳幹部や小脳に原因がある場合は、運が悪いと命に関わったり、重い後遺症を残したりします。で、その見分け方なんですが、まずはめまい以外の症状として、ろれつが回らない、意識がはっきりしなくなってきた、手足に麻痺がある、なんていう場合には、頭の中に原因があり、しかも緊急を要することが多いですから、すぐに総合病院で診てもらいましょう。この場合、救急車を呼ぶこともためらわなくていいと思います。
一方、めまいがひどく起きあがれないほどであっても、ろれつが回らない、意識障害、手足の麻痺はない場合、これは内耳のトラブルである可能性も高くなります。それに加えて、耳鳴や難聴がめまいと前後して起こっていれば、ますます内耳性のめまいの可能性が高くなります。この場合は、とりあえず、少し動ける程度なら、耳鼻科を受診してよろしいかと思います。また、命に差し障りなのないものの、全然動けないようなら救急車で総合病院を受診するのも仕方ないかと思います。
めまいの原因はそれこそ限りなくありますが、そのうち命に関わるめまい、あるいは重い後遺症を遺すめまいはそう多くはありません。めまいの発作がひどい時には、「このまま死んでしまうんじゃないか。」と思う方も多いそうですが、まずは本人も周囲の人も冷静になって、他に症状がないかみてみることも重要です。
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by jibikai | 2006-08-03 16:26 | 耳のはなし | Comments(14)
山形名所案内〜シベール・カフェ〜
今回は名所っていうほどのものでもないのですが、「シベール・カフェ」を紹介します。
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このシベールというお店は元々洋菓子店なんですが、生菓子の他に「元気印のラスク」というのを作っております。これがTVだか雑誌だかで紹介されて以来、いきなり全国区の人気となったようで、グーグルなどで検索すると、結構ブログなどもヒットします。

写真のお店はそのラスク工場の向かいにある直営のカフェ。イタリアンの軽食とケーキやお茶が頂けます。ピザは窯焼きのようですし、各種パスタもいけます。値段もまあ、リーズナブルな方でしょう。隣接するショップではでパンや洋菓子、ジェラートも買えます。

ラスク工場は、予約なしで見学もできます。場所は、蔵王温泉からまっすぐ山形市街地へと下ってきて、13号線バイパスを通り越してすぐ。蔵王帰りや、花笠祭り見物の行き帰りにでも是非どうぞ。
地図はここをみてね。

その他、シベールのカフェ、レストランは他にも何店舗かあります。ソバや郷土料理に飽きたらよろしいかも知れません。

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by jibikai | 2006-08-01 13:54 | Comments(4)