耳鼻科医の診療日記
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<   2007年 05月 ( 16 )   > この月の画像一覧
麻疹の抗体検査、その後。
一昨日、医師会から送られてきた、麻疹(ましん;はしか)に関する通知では、麻疹単独ワクチンが不足しており、もうすぐ底をつくような話でした。また、麻疹風疹混合ワクチンというのもあるのですが、これもかなり在庫が不足してきており、単独、混合のいずれのワクチンも9月までは品薄の状態が続くとのこと。そこで、いきなり予防接種するのではなくて、一度採血により麻疹に対する抗体の量を計って、抗体がない場合に予防接種をするように、という通達でした。

ところが、先日もお話ししましたとおり、麻疹の抗体検査は試薬の供給が追いつかず、当院で契約している検査会社ではとうとう検査不能の状態にまで陥っています。ということは、麻疹の予防接種が必要かどうかも判断できないということなのです。

結局、残っているワクチンを有効に利用するため、通常予防接種を行う乳幼児に優先的に回して、大人はちょっと我慢しといてね、っていう対策しか立てられないのだそうです。大人でも予防接種を受けておらず、未だかかったことのない人は、免疫がありません。麻疹は一時期非常に減りまして、長年医者をやっておりましてもほとんど診たことが無いほどになっておりました。しかし麻疹は非常に感染力の高いウイルスですので、今回の大学生などを中心とした麻疹の集団発生は、まだまだ拡大傾向にあり、これまで運良く難を逃れてきた抗体の無い人は、これからますます要注意ということになります。

で、一応麻疹の症状について簡単に書いておきます。
まず、9〜11日の潜伏期間を経て、38℃台の発熱と咳、鼻水、結膜充血などの症状が現れますが、この時点では風邪との区別はなかなか難しいです。こういった風邪症状の続く時期をカタル期といい3日間ほど続きます。カタル期の後期には一旦熱が少し下がってきます。麻疹に特徴的なコプリック斑(頬の裏側の粘膜にできる、周りが赤くて、中央が灰白色の直径1ミリ程度の小さい斑点)が数十個出現します。
カタル期の終わりに熱は38℃位まで下がりますが、半日から1日して、今度は40℃前後の高熱が出ます。また、この頃から発疹が耳の後や顔面から出て、次第に下の方へと広がります。発疹は融合傾向といって、互いに斑点同士がくっついていくという特徴があります。
高熱と発疹は3日ほど続いて、皮膚の色素沈着を残して回復していきます。

抗体検査もできない現在、こういった臨床経過とコプリック斑が診断の決め手となろうかと思いますので、自分自身の復習も兼ねて、記事にしてみました。

まあ、自分の周辺ではあまり流行しないで欲しい、というのが本音なんですけどね・・・

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by jibikai | 2007-05-31 16:44 | Comments(2)
傘がない
昨日からニュースやワイドショーを賑わしている、松岡農相の自殺
<松岡農相自殺>閣議で黙とう 会見では口つぐむ姿目立つ

そして、今日また
<緑資源談合>元森林開発公団理事が飛び降り自殺
というニュースが飛び込んできました。

両人とも緑資源事件に絡んでいるとのことですが、まあ、ここは医療系ブログですのでそこにはあまり触れず、自殺の統計についてお話しします。

自殺者数はここ数年、年間約3万人前後で推移しておりまして、疾病を含めた死亡原因の第7位(平成18年 厚生労働省のデータより)とのことです。死亡率第1位の悪性新生物(すなわち癌)で年間約326,000人ほどですから、その10分の1ぐらいの方が自殺して亡くなっているというのは、思った以上に多いと感じるのではないでしょうか。

 ところで、井上陽水の名曲、『傘がない』 (1972) は、「都会では、自殺する若者が増えている・・・」という歌い出しで始まります。この歌のせいかどうかは知りませんが、どうも自殺するのは精神的に未成熟な若者に多いという風に信じられているところがありますが、本当にそうなのでしょうか。
確かに、厚生労働省の発表する人口動態の統計資料で、年代別の死因を見ますと、15歳以上30歳以下では不慮の事故死と自殺が1,2位を占めています。
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ところが、特集 自殺は防げるデータで見る日本の自殺にもあるように、これはもともと若い人は病気で亡くなる方が少ないので、”割合としては”自殺が多くなるものの、自殺者数となると、中年男性が最も多いのです。そして自殺の動機としては生活苦や仕事がらみが特に増えているとのことです。

今回の緑資源事件に関わる二人の自殺はそれぞれ、62歳と76歳ですから、まさに仕事がらみの中高年者の自殺といえます。特に日本には自殺を、集団を守るための自己犠牲であるかのように美化する傾向がいまだにありますが、どんな理由があっても、自殺は決して許されることではないですよね。

勤務医時代は、救急外来の当直などをしていますと、たまに、自殺を図った人なども運ばれてきましたが、こういう人たちに対する診療は非常に虚しい思いでしていたことを思い出しつつ、自殺について記事にしてみました。

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by jibikai | 2007-05-29 18:50 | Comments(2)
医師不足
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<医師人口比>日本、20年に最下位へ OECD30カ国中
人口1000人当たりの日本の医師数が、2020年には経済協力開発機構(OECD)加盟30カ国中最下位に転落する恐れがあることが、近藤克則・日本福祉大教授(社会疫学)の試算で分かった。より下位の韓国など3カ国の増加率が日本を大きく上回るためだ。日本各地で深刻化する医師不足について、国は「医師の地域偏在が原因で、全体としては足りている」との姿勢だが、国際水準から懸け離れた医師数の少なさが浮かんだ。
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以上、エキサイトニュース・毎日新聞より。

医師不足については現場の人間、特に勤務医の先生方やスタッフ、病院で長時間待たされる患者さん、入院中でも医師の回診の時に十分に話も聞いてもらえないと嘆いていらっしゃる患者さんなどにとっては、「何を今さら」、という感じがすると思います。ただ、今回は医師の偏在、要するに「医者はいるところには余るほど居て、田舎などには誰も行きたがらないのでいない。」とか、「人気のある科は余るほどいるのに、不人気の科の医者は少ない。」というだけでなく、医者の絶対数が不足しているのだ、ということがきちんと数字で示されたことは意義深いと思います。

また、いままで医者に対しては辛口の批評を繰り返し、医療制度改悪の片棒を担いで来たマスコミの論調も若干変化しつつあり、あまりに医者を叩きすぎて、結果医療崩壊を招いた反省からか、少しずつ医師も擁護しようという論調に変化してきているのは、ありがたいことです。

ただし医師の養成なんていうのは一朝一夕で出来るわけはないので、一度減らした医学部の定員をまた増やしても、なかなか直ぐに医師不足が解消される見込みはないと思われます。もちろん医学生や医者の定員を増やせば、コストも当然増えるので、その資金をどこから調達するのかなど、問題は山積みですね。

以前の記事、何故、いまさら医師不足なのか?も参考にして頂けたらうれしいです。

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by jibikai | 2007-05-28 12:05 | Comments(2)
ちょっと休憩
テキスト中心のエントリーが続きましたので、今回は和み(手抜き)の写真ネタです。
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私の住む山形市は盆地にあり、東西南北、どちらに行っても直ぐに山にぶち当たります。この写真は市街地からちょっと東に行ったところ、西蔵王高原の麓の山里付近から、西の山並みと夕焼け空を撮ったものです。冬の東北、特に日本海側は毎日鉛色の空に覆われるのですが、春から夏にかけては、太平洋側よりもむしろ、晴れの日が多くなります。

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by jibikai | 2007-05-26 13:47 | Comments(2)
麻疹の抗体検査
私の医院では、血液検査は外注といって、採血した検体を検査会社が回収に来てくれて、後日結果を持ってくるというシステムになっています。麻疹(ましん;はしか)の診断も血液中の抗体の量を計って、感染初期より感染後の回復期の方が増えていれば、麻疹という風にして下すわけです。マスコミなどの報道でもご存じの通り、麻疹の流行はまだまだ拡大の傾向でして、当院にもたまに麻疹を心配して来院される方がいらっしゃいます。
ところが、昨日検査会社の職員がさりげなく、というか こっそりとこのような書類を置いていきました。
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要するに、麻疹の抗体を計る血液検査のための試薬が在庫切れのため、当分検査ができず、回復のめども立たないということなのです。大流行だから仕方ないという、文面なのですが、現場の医者の立場からすると、「この肝心なときになんで検査ができなくなるんだ!!試薬なんか、もっと在庫を置いておけよ。」と文句の一つや二つも言いたくなるところです。

タミフル問題後に、もう一つのインフルエンザの特効薬であるリレンザが、あっという間に市場から姿を消したこともありましたし、「まったく検査会社や製薬会社はたるんでるよな。」、と非難するのは簡単です。ただ実際はどうなんでしょう?リレンザの使用期限はたしか2〜3年、試薬などはもっと使用期限が短いと想像されますから、在庫を抱えていざ対象となる病気が流行らなければ、全部廃棄せざる終えないわけですよね。特に、インフルエンザや麻疹などの感染症の場合、流行の予測はある程度するものの、確実ではありませんから、最低限の在庫しか備蓄していないのでしょう。しかも、薬価も検査の診療報酬もここ数年に渡る医療制度改悪によって、これでもかと削られまくっていますので、なかなか余分な備蓄などできないのでしょう。

そう考えますと、我が国は医療先進国のような幻想は見ているものの、実はかなり危うい橋を渡っているように思えます。政府がもう少し医療に金を使ってくれないと、事態はますます悪い方へ向かうでしょうね。医療にはある程度の無駄はつきものです。ぎりぎり最低限を狙っていくと、今回の麻疹の流行のような不測の事態(これだってもともと政策のミスが招いたこと)の時は、結局は国民が十分な医療を受けられないということになってしまいます。

感染症の大流行時に大量に必要になる検査試薬、ワクチン、治療薬などは、保険をかけるつもりで備蓄しておくのが望ましいと思うのです。一企業ではなく、国が何とかしてくれるとありがたいんですが・・・

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by jibikai | 2007-05-25 19:53 | Comments(0)
こんにゃくゼリーで窒息死
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こんにゃくゼリーで窒息死が2件

『一口サイズのこんにゃくゼリーを食べた7歳の男児2人が3、4月に相次いで窒息死していたことが分かった。国民生活センターが23日発表した。同センターは「こんにゃくゼリーの安全性が確認できない。被害が集中している子供や高齢者はこんにゃくゼリーを食べるのを控えてほしい」と呼びかけている。』
以上、毎日新聞より。
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食べ物による窒息はまさに命取りになりますので、やはり未就学児やお年寄りには食べさせないことです。こんにゃくゼリーは弾力が強くて、そのままでは咽を通過しませんので、かまずに食べると本当に危険です。こんにゃくゼリーの他には、モチを丸呑みしたりするのも危険で、毎年正月になると、何人かのお年寄りが亡くなっています。歯が無かったりすると、つい飲み込んでしまうのでしょう。
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こんにゃくゼリーやモチなどの異物は、咽(詳しく言えば下咽頭)に嵌り込んで、喉頭(声を出したりするところ、気管の出入り口)を圧迫しますので、窒息を生じます。窒息しかかっている人は声も出せませんから、咽を手でかきむしるような独特のポーズをして苦しみます。口は動かしますが、声も出せませんから、周りでは何が起こっているのか、分からないこともあります。

窒息が疑われたら、周りの人はとにかく異物を咽から取り出すことを考えましょう。救急車はもちろん呼んだ方がいいですが、間に合わないか、命は助けても窒息している時間が長いと、その間、脳に酸素の行かない状態が続くわけですから、脳がダメージを受けて、何とか救命できても、意識が戻らない、なんていうことも十分起こりえます。

異物をどうやって咽から出させるか、ですが、相手が大人の場合は「ハイムリッヒ法」といって、背後から両手で抱きかかえて片手で拳を作って、相手の胃のあたりに当てて、反対の手も拳の上からあてて、5回ぐらい圧迫する方法があります。ただし、あまり強くやりすぎると内臓を損傷する可能性もあるので要注意です。
また、意識のない場合は口の中に指を入れて、異物を掻き出す方法もありますが、その場合は指をかまれないよう、ハンカチやガーゼを指に巻いて行うのが良いです。

子供の場合は、うつぶせにしてお腹のあたりを自分の膝に乗せるようにして、頭は少し下げるようにします。その状態で手の指の腹の方で背中を5回ほどたたきます。その後、口に指を入れて、異物が口に出てきていないか、探ります。

また、大人でも子供でも、「掃除機のノズルを口の中に突っ込んで吸引する」という荒技も有効という話があります。掃除機のノズルの先端に接続できる、専用のチューブも市販されているそうなのですが、私はまだ見たことがないので、ちょっと探して、見つかったらご紹介します。
もし専用のノズルがない場合(というか用意してあることの方が少ない)は、掃除機の先端のパーツのうち、できるだけ細いノズルを咽に入れて吸引することになりますが、助ける人が二人以上なら、まずはスイッチを入れずに一人がノズルを口に入れ、先端を舌の付け根あたりに当ててから、もう一人がスイッチを入れるようにするといいでしょう。しかし、もし一人でやるなら、やむを得ずスイッチを入れてから、ノズル先端を口に入れることになりますね。一刻を争うので、あまり悠長なことは言っていられないとは思うのですが、できるだけ口や喉を傷つけないよう注意します。

以上、咽頭異物によって窒息した際の救急処置について書いてみました。

でも、あらためて言いますが、小さい子供とお年寄りには、こんにゃくゼリーは厳禁です。
どうしても食べさせたければ、ちゃんと噛んで、絶対に丸呑みしないように言ってあげてください。

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掃除機のノズル先端に付ける、咽頭異物吸引用のアタッチメントですが、
8823_nazoさんより、2製品ほどご紹介いただきました。
アイ・エム・ジーホスピタルサプライ株式会社と、オカベコーポレーションの製品です。
形は若干違いますが、使用法は一緒のようですね。小さい子供やお年寄りの集まる施設などに常備しておいても損はないかもしれませんね。
by jibikai | 2007-05-24 13:13 | のどのはなし | Comments(6)
学校検診〜「ハナカミ王子」を探せ!!
明日、水曜日は当院の休診日なのですが、私自身は仕事です。
学校検診のため小学校2校に出かけます。耳鼻科検診といいますと、耳、鼻、咽を診るわけですが、何と言っても最も多く見つかるのはアレルギー性鼻炎で、小学生でも20%近くの有病率です。
ところでこのアレルギー性鼻炎、小学生では男子の方が多いってご存じでした?不思議なことに毎年データを取ってみても、男子の方が必ず多くなります。それが思春期を過ぎますと、女子が増えてきて、20代以降では女性の方が多くなるんですよ。これをアレルギー性鼻炎の性差の逆転っていうんです。性ホルモンが影響しているんじゃないかとか、20代以降の女性は主婦が多くなるので、平日の日中に医療機関を受診しやすいだけじゃないかとか、色々なことがいわれています。
ちょっと興味深い話と思いませんか?

まあ、今回は「ハナカミ王子」という言葉を思いついたので、無理矢理こじつけた、という話もありますが・・・・汗。

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by jibikai | 2007-05-22 23:21 | 耳鼻科全般 | Comments(6)
これから梅雨入りまでの間、空が綺麗な時期です。
高台にある田んぼにも水が入り、田植えも終わったようです。
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飛行機雲だの、三日月だのは好きなのでつい撮ってしまいます・・・
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今日は写真ネタのみにて、失礼。

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by jibikai | 2007-05-21 23:33 | Comments(0)
ブログをやっていて思うこと。
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 当ブログ「耳鼻科医の診療日記」を始めて、一年半以上になります。最初の主な目的は「医院の宣伝。」と「耳鼻科というものへの、一般の方々の理解を深めていただくこと。」、そして「マスコミや政府によって画策される”医者いじめ”への反発」などです。

 現在も、同じ目的を持ち続けてはいるのですが、ブログを続けていて思うのが、一番の目的は、耳鼻科全般や、このブログに興味を持ってくれた方たちとの意見交換なんじゃないかな、と思っています。記事に対するコメントや、時々頂く質問には、医者同士の話で得られるものとはまた違ったヒントをもらえるものも多いのです。長年医者をやっていると、「医者の常識、世の中の非常識」ではありませんが、段々と考え方も偏りがちになりますので、それを、ニュートラルな方に戻してくれるような働きがブログにはあるように思います。「治療を受けてどう思っているのか、一般人の感覚は患者に聞けよ!」という意見ももちろんあろうかと思い、それももっともなのですが、治療する者、される者という利害関係のないところでの意見交換ということで、ちょとまあ、実際の診療の場で出てくる話とちがったりしますよね、ネットでは。

 あと最近思うのが、医療情報をネットで配信していく難しさということです。ブログを始めた頃は、まだまだネット上の医療情報は少なくて、教科書的な、通り一遍のことを書くだけでも、結構耳鼻科専門医以外の方には役に立つのかな、なんて思っていたのですが、その後ネット事情も大分様変わりしてきまして、以前の記事でも書きましたが、検索エンジンの強化とネット自体の情報量の拡大により、どんなマイナーな病気でもキーワード検索すれば、少なくとも一般的に言われている、病気の原因、分類、治療法、予後などは直ぐに見られるようになりました。(ただ、直前の記事に書きましたとおり、その膨大な情報の中から自分に役立つサイトを見つけるのが大変なのですが・・・)
としますと、それら教科書的な情報をどこかから拾ってきて、編集し直してブログの記事にしただけではあまり意味ないんじゃないかな、ということに気付きました。かといって、間違った情報によって他人に迷惑を及ぼしかねない、”医療情報”というものを扱うからには、独自性を前面に打ち出して”トンデモ話”をするわけにもいきませんよね。ということで、医療情報について書く場合は、教科書的な、言い換えれば標準的な知識はもちろん押さえた上で、自分自身の経験とか、自分の医院のデータなんかを加味していくのがいいのかな、なんて考えています。

まあ今回もとりとめのない話になりましたが、今後ともよろしくです。

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by jibikai | 2007-05-19 14:17 | プロフィール・雑感 | Comments(2)
麻疹に注意!
麻疹(ましん、はしか)が関東地方で流行中です。大学などで集団発生して、社会問題化していますので、ご存じの方もいらっしゃるでしょう。なぜ今更!?とお思いでしょうが、1993年以降MMRという麻疹、流行性耳下腺炎、風疹の混合ワクチンを国は突然中止してしまったので、それ以降に乳児期を迎えた方々、すなわち現在の大学生ぐらいの年代以下の若年層に、ワクチン接種を受けておらず、従って免疫のない世代ができてしまったのが最大の原因です。
ですから、一応母子手帳などでワクチン接種歴を確認するのと、していなければ医療機関に相談することをお勧めします。

なお、現在ではブースター効果を狙って、麻疹・風疹ワクチンの2回接種が推奨されています。あまりきちんとアナウンスされていませんが、大きな政策転換です。

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写真は在庫から。最近、あまり撮ってないので・・・
by jibikai | 2007-05-18 08:54 | Comments(2)