耳鼻科医の診療日記
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<   2010年 03月 ( 3 )   > この月の画像一覧
診療でのMac活用法〜難聴者とのコミュニケーション〜
私の診察室。いわゆるカルテ机の向かい側にもう一つデスクを置いて、
iMacを乗っけてます。
診察室でMacを何に使っているのかというと、一つには診察用画像データベース。
耳、鼻、喉の静止画も動画もバンバンiPhotoに入れて活用してます。

それからもう一つの使い方が、たまにいらっしゃる難聴の方との筆談代わり。
何せ字が汚くて、筆談しようとすると皆さん首をかしげるんですよ。
そこで今では、Pages(ワープロ)を立ち上げて,大きめのフォントで打って
ディスプレイを見てもらってコミュニケーションをとっています。
e0084756_14132021.jpg

以前ですと、ワープロソフトが立ち上げるのに時間がかかったり
ディスプレイの視認性も悪かったりで、余り良い方法でなかったのですが、
最近のMacは早いし、ディスプレイもでかくなったので、こんな活用法も
出来るようになりました。

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by jibikai | 2010-03-30 16:09 | 耳鼻科医のお道具箱 | Comments(8)
春は遠いよ
今日は地元の耳鼻科の学会で、数年ぶりの発表。
時々書いていましたが、急性低音障害型感音難聴についてしゃべってきました。
学会で発表するのは準備やら何やら大変ですが、自分の勉強と脳の活性化には
良いようです。

引き続き行われた、京大の伊藤壽一先生の内耳の再生医療の話も面白かったです。

以上、未だ春の来ない山形からお送りしました。
e0084756_22181420.jpg

3月某日、西蔵王高原にて撮影。まるで冬の始まりのようなフレッシュな雪景色
なのでした。
by jibikai | 2010-03-28 22:26 | Comments(6)
耳鼻科と気象病
最近気象病というものに興味を持ち、いろいろネットやら文献で調べたりしているのですが、結構身近な問題なのでご紹介したいと思います。
ご存じの方もあると思うのですが、気象病というのは気圧、湿度、風、気温などなど、刻々と変化する気象状況によって引き起こされる様々な病気のことです。よく言われているのが、前線が通過するとぜんそくが悪化するとか、寒いときには脳卒中や心筋梗塞がふえるというのもそうですし、冬になると気分がふさぐ「冬期うつ病」や、逆に春暖かくなると発症するうつなどもあります。インフルエンザやカゼなどの上気道感染症の流行には空気の乾燥が関係していますから、これらも気象病といえると思います。

さて私が気象病に興味を持ったのかといいますと、別名ストレス難聴といわれる急性低音障害型感音難聴という病気があるのですが、その発症に気象条件が関係しているじゃないかと疑ったからなのでした。低音障害型感音難聴で当院を受診する患者さんは年間で10例から20例、平均すれば月に1〜2例のペースということになりますが、何故か2,3日以内に2,3名続けて診ることがあるのです。
そこで、昨年末までの6年間のデータを調べてみたのが下のグラフです。12月から1月にかけての冬期間は少なくて、春と秋に多く発症している傾向がありますし、年によって多少のばらつきがありますが、毎年似たような傾向がみられたのです。
e0084756_14305078.jpg
文献的にも同じようなことを言っている人がいますし、急性低音障害型感音難聴と同じく「内リンパ水腫」が原因と考えられるメニエール病については、寒冷前線の通過と共に発症するという説もありまして、もしかしたら急性低音障害型感音難聴もまた、気象病なのではと推測したのでした。ところが推測だけなら誰でも出来るわけで、問題はその推測が正しいと証明できるかどうかなのです。
これが実はなかなか大変な話で、とりあえず現在やっているのが気象庁のサイトから6年分の山形市の気温、湿度、気圧などのデータをダウンロードして、それを急性低音障害型感音難聴の患者さんが発症した日に、何か特別な変化がなかったか調べています。気圧は低め、気温は急に上昇した日の発症は多いようなのですが、なかなか統計的に有意差が出ずに、このままではいわゆるネガティブデータになってしまいそうです。

急性低音障害型感音難聴の発症には季節や気象の影響の関与は否定できないものの、それ以上に社会生活におけるストレスとか、本人の性格(几帳面さ)や生活習慣(睡眠不足、運動不足、水分の摂取不足)なども影響しているというのが現在のところの結論です。

何だかとりとめのない話になってしまいましたが、耳鼻科領域では、その他にも鼻出血なども気象と関係がありそうで興味深い分野なので、もう少し研究してみて何か分かりましたらまたこのブログでも紹介したいと思います。

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by jibikai | 2010-03-01 14:31 | 耳鼻科全般 | Comments(10)