耳鼻科医の診療日記
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たまには写真でも
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今回はちょっと息抜き。写真は西蔵王高原でたまたま見つけた、蓮の花です。蓮っていうのは汚い泥に根を張るからこそ、綺麗な花を咲かせることが出来るんだそうです。

ところで、私の場合写真が趣味っていっても結構撮るときとは毎日撮るし、撮らなくなるとしばらく撮らないっていうタイプでした。でもこのところ数ヶ月ぐらいは、特に朝晩の犬の散歩の時などには大体数カットは撮っています。最近は花の写真が特に多くて、珍しいものを探したりせずに、ごくありきたりのものばかり撮っています。まあ傑作を撮ってやろうとか、人が驚く写真を撮ってやろうだとか、そういった野望を捨てたら、写真が前よりも面白くなってきたというわけです。まあ、大したものは何もないのですが、そのうち写真ブログにでもアップしていきたいと思っています。

さて、次回からはもう少し耳のアンチエイジングについての話を続けたいと思います。
by jibikai | 2010-07-30 22:22 | プロフィール・雑感 | Comments(2)
アンチエイジングについて考えてみる(その4)
さて、ここからは耳、特に聴覚の老化とそれは防げるのかという話です。
まず、聴覚の老化現象といえば、老人性難聴という言葉を思い浮かべるのではないでしょうか。これは50歳代ぐらいから徐々に、特に2000 Hz以上の高音から聞こえにくくなるもので,高い音になればなるほど顕著です。聴力検査で測定する周波数の中では、一番高い8,000Hzがもっとも早く下がりますし、下がり初めてからの進行も早いです。さらに高い音、いわゆるモスキート音が聞こえなくなるのがもっと若くて30代ぐらいからですから、まったく自覚がなくてもその頃から既に聴覚の老化は始まっていると考えられます。

年齢とともに聞こえが悪くなる原因としては、内耳の加齢現象が最も強く影響しています。内耳以外では,脳の中の聴覚伝導路の老化が関係していて、外耳や中耳の影響は余りありません。

内耳の加齢による変化は、細かく言うと
1)感覚細胞障害型
2)蝸牛ニューロン障害型
3)血管条萎縮型
4)蝸牛伝音障害型

とそれらの、混合型があります。

それぞれの型の詳細については、また次回にお話ししたいと思います。

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by jibikai | 2010-07-24 00:51 | 耳のはなし | Comments(0)
アンチエイジングについて考えてみる(その3)
引き続きアンチエイジングについてです。少し基礎的な話が続いて退屈されている方も多い(汗)かとは思いますが、いづれ、聴覚の老化についての話に結びつけたいと思っていますので、もうしばらくおつきあい下さい。

さて、前回は活性酸素・フリーラジカルが細胞の壊死やアポトーシス(細胞の自殺)を引き起こすという話をしました。

活性酸素・フリーラジカルが増え続けるという状況は生体にとって不都合なわけですから、そうならないように活性酸素・フリーラジカルの量を制御する仕組みが備わっており、これを抗酸化ネットワークといいます。構成する抗酸化物質には、ビタミンC, ビタミンE, コエンザイムQ10, リポ酸, グルタチオンの5種があります。

活性酸素・フリーラジカルの量というのは、産生が多くなったり、消去系である抗酸化ネットワークの機能低下で増えすぎてしまうわけですが、こういった状態を酸化ストレスといい、これがエイジングを引きをこします。逆に、酸化ストレスを軽減することがすなわち、アンチエイジングであると言えるわけです。

具体的なアンチエイジングとしては、まずミトコンドリアから発生してくる活性酸素を可能な限り抑制することですが、そのためにはカロリー制限と、過度な運動を慎むことです。運動神話といいますか、運動はすればするほどいい、運動さえすれば食事もガンガン摂っていいっていうような考え方もあろうかと思いますが、身体を苛めすぎると筋肉が損傷をうけてそこで活性酸素が発生しますし、大きなエネルギーを産生するにはやはりミトコンドリアの働きが強まるわけですから、そこで活性酸素が発生します。ということで、少なくともアンチエイジングという立場からいえば、過度の運動や食べ過ぎは明らかに寿命を縮めたり健康を損なう原因になるということです。まあ、何事もほどほどにしておくことが肝心なんですね。

アンチエイジングを実現する方法としてもう一つ、抗酸化ネットワークの機能向上ということも当然考えられるわけです。実際、ビタミンC、E、コエンザイムQ10なんていいうのはサプリメントとしてよく名前を聞きますし、実際服用している方も多いことでしょう。ただし、こうした抗酸化薬が実際効いたかどうかを研究した結果では、いずれもが寿命を延ばした証拠がないどころか、ある種のサプリは内服していた群がしていない群よりも死亡リスクが高かったという研究結果もあるそうです。

ということで、細胞レベルでの活性酸素・フリーラジカルの増減ということから、アンチエイジングを考えた場合、有効なのは、「カロリーを摂りすぎない」、「運動はそこそこに」、「禁煙」、「化学物質(食品添加物や大気汚染)を避ける」、「紫外線に当たりすぎない」ということに集約されてくるんだと思います。

今日はここまで。活性酸素・フリーラジカルについて書いてみました。アンチエイジングの話、もうしばらく続きます。

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by jibikai | 2010-07-20 18:41 | 耳のはなし | Comments(2)
アンチエイジングについて考えてみる(その2)
さて、エイジングというものを考えるときに外せないキーワードとして、活性酸素・フリーラジカルというものがあります。活性酸素・フリーラジカルと並列で書くのがお約束になっています。必ずしも活性酸素=フリーラジカルというわけではないのですが、まあ重なる部分が多いと考えて良いでしょう。

それで、この活性酸素・フリーラジカルの発生源は生体内にもあるし、同時に外部環境にも存在します。生体内では細胞内のミトコンドリアがエネルギーを発生させる際に、活性酸素・フリーラジカルを産生します。ですから、生きて行くには体内でフリーラジカルの出来るのは避けられないことなのです。一方外部環境としては環境汚染、放射線、化学物質、紫外線、タバコなどがあります。外部要因の中ではタバコによる活性酸素・フリーラジカルの産生が最も多いといわれています。

活性酸素・フリーラジカルの生体内での振る舞いですが細胞膜にある不飽和脂肪酸を攻撃して過酸化脂質を作ります。これによって細胞の壊死やアポトーシス(いわば細胞の自殺)が起こってしまします。

今日はここまで。活性酸素・フリーラジカルについて書いてみました。この話、もうしばらく続きます。

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by jibikai | 2010-07-17 00:51 | 耳のはなし | Comments(2)
アンチエイジングについて考えてみる
医学の世界にも結構、流行、廃れというものはありまして、多くの研究者が飛びついて研究されるテーマもあるし、しばらく研究が進展しないままのテーマもあります。

今の流行といいますか、数年前から何かというと話題になっているテーマの一つにアンチエイジングというものがあります。
アンチエイジングというのは“老い”から逃れるといいますか、一言で言えば不老不死ということになります。不老不死というのは古代から万人の憧れるところなわけですが、特に時の権力者が、不老不死の薬を求めた、なんていう逸話はよく聞きますよね。現代においても権力者や資産家ともなればなるほど、不老不死への憧れは強いものと思います。

もちろん権力者や資産家でも潔く老いや死を受け入れる人もいるでしょうが、不老不死さえ手に入れば金に糸目は付けないっていう人も、昔も今もたくさんいるということになるんだと思います。アンチエイジングっていうのは真面目な学問のテーマなんでしょうが、どうしても金儲け主義というか、独特の胡散臭さが漂うのはそのためなのではないでしょうか。

その胡散臭さ故、いままで書物やネット上でアンチエイジングっていう単語を目にしてもどうもなじめなかったというのは事実。しかも、一般的な概念からアンチエイジングというと、どちらかというと美容的な側面しかみていませんでした。しかし、考えてみればいわゆる老人性難聴などというのも機能の衰え、すなわちエイジングなわけですから、それを若返らせるのは無理として、もし方法があるのであれば、せめて難聴の進行を遅くする方法を探求することは意味のあることだと思います。

ということで、最近まで胡散臭いと思っていたアンチエイジング、毛嫌いせずに勉強してみます。
次回へと続く。

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by jibikai | 2010-07-10 18:53 | Comments(2)