耳鼻科医の診療日記
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耳用内視鏡で悩む
医療機械は日進月歩というほどではないのですが、少しずつ新しい機械が出てきて、それを使えばより詳しい診察や検査ができるということはたまにあります。ただし医療機械というのは非常に高価なので、良さそうだからと何でもかんでも購入していては、経営を圧迫してしまいますので、そこは普通の買い物と同じで本当に必要なのか、よく吟味する必要があります。
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今回悩んでいるのが、この耳用の内視鏡と光源です。内視鏡はオリンパス製、光源はカール・ストルツ製です。内視鏡はもともと鼻や喉を見るものから発展してきたのですが、最近は細くても明るくて解像度のいいものが作られるようになり、耳の診療にも応用されるようになってきたのです。内視鏡を使うメリットは、患部を詳細に見ることが出来ることです。

時々、寝たきりの患者さんで耳の聞こえがわるくなったと往診を頼まれることがあるのですが、いままでは前回ご紹介したLEDヘッドライト ステラビューで光を入れて肉眼で鼓膜を確認していました。しかし、これだと詳細な所見がとれません。診察室で使っている顕微鏡や電子スコープを使えれば良いのですが、装置が大がかりで往診に持って行くというわけにはいかないのです。
何かいい方法はないかと悩んでいた時に、広告でカール・ストルツのLEDバッテリー光源というものを知りました。これは非常にコンパクトで、オリンパスの耳用の内視鏡にも問題なく接続できます。

この1週間両社からデモ機をお借りしてテストした結果では、肉眼でもCCDカメラを装着しても鼓膜の観察に充分使えそうですが、最後の問題はコスト。値段交渉して折り合いがつけば購入予定。もし購入したらば、使用感などはまたあらためてレポートしたいと思います。

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by jibikai | 2013-01-26 15:50 | 耳鼻科医のお道具箱 | Comments(0)
LEDヘッドライト ステラビュー
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耳鼻科診療では特に視診、つまり耳や鼻、咽をよく見ることが大切です。ところがいずれの部位も奥まったところにあるため何かしらの方法で光を入れないと見ることは出来ません。
古くからの方法では額帯鏡という凹面鏡を使い、電球などの光源からの光を反射させて見たいところを照らしていました。
額帯鏡自体は軽くて着脱も楽だし、構造も単純なので故障もないということで外来では重宝していました。
しかし最近では充電式のヘッドランプが普及しはじめ、LEDの採用やバッテリーの進歩により長時間、安定した光が得られるようになりました。額帯鏡よりは劣るものの携帯性も良くなり、着脱も楽になりました。
画像は去年購入したLEDヘッドライト ステラビューです。最初は往診や健診用と考えていましたが、今では普通の外来診療でも愛用しています。おかげで、医者になってから20年愛用していた額帯鏡は、とうとうお蔵入りとなりました。
お値段は見た目以上に張りますが、買って損はなかったかなと思います。

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by jibikai | 2013-01-21 15:41 | 耳鼻科医のお道具箱 | Comments(2)