耳鼻科医の診療日記
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〒990-0024
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睡眠時無呼吸症候群
いい眠りしてますか?
たくさん眠ったはずなのに、朝、すっきり起きられなかったり、日中眠くなったりしてしまう様な場合、睡眠の質が悪いことが考えられます。睡眠の質を悪くしてしまう原因としては、 睡眠時無呼吸症候群が大きな割合を占めます。

睡眠時無呼吸症候群とは?
 睡眠中に何回も呼吸が止まり、ぐっすり眠ることが出来ない病気で、人口の1〜2%の方が、この病気を持つといわれます。日中の眠気により、学習能力や勤労意欲が低下したり、居眠り運転などにより、交通事故を起こしやすくなったりします。数年前に、山陽新幹線の居眠り事故を起こした運転手が、この病気であったことは、有名な話です。 また、眠っている間は、無呼吸により、血液に酸素が充分に取り込めなくなります。この低酸素状態により、循環器系に負担がかかり、高血圧、心疾患、脳循環障害などを引き起こすことも多いといわれています。

こんな症状は要注意です。
○大きないびきをかく。
○日中いつも眠い。
○夜中に何度も目が覚める。
○居眠り運転を何度も起こしそうになる。
○寝ている間、呼吸が止まる。
○起床時、頭痛やだるさがある。
○起床時、口が渇いている。

原因は?
 脳から、呼吸するよう命令が出ないために起こる、中枢性睡眠時無呼吸症候群と、鼻の奥やのどの奥が狭くなって起こる、閉塞性睡眠時無呼吸症候群があります。
 中枢性のことはまれで、ほとんどが、閉塞性です。

睡眠時無呼吸症候群になりやすい人
○太っている人
○頚の短い人
○下顎の小さい人
以上の様な方は、気道が狭くなり易いため、睡眠時無呼吸症候群になりやすいと考えられます。

睡眠時無呼吸症候群を起こしやすい鼻や咽の病気
○アレルギー性鼻炎
○慢性副鼻腔炎
○鼻茸 (鼻ポリープ)
○鼻中隔湾曲症
○アデノイド(子供の場合)
○扁桃肥大
○舌の大きい状態
○軟口蓋の低位
   など。

診察のながれ
 まず、問診により日中の眠気の程度を調べます。
 次の8つの状況での眠気を4段階で評価してみましょう。合計が11点以上なら睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。

Epworth Sleepiness Scale

0点:決して眠くならない
1点:まれに眠くなる
2点:時々眠くなる
3点:眠くなることが多い

①座って読書しているとき
②テレビを見ているとき
③人がたくさんいる場所で座って何もしないとき (例えば会議や映画鑑賞中)
④車に乗せてもらっているとき (1時間くらい)
⑤午後横になって休憩しているとき
⑥座って誰かと話をしているとき
⑦昼食後、静かに座っているとき
⑧運転中、渋滞や信号待ちで止まっているとき。

つぎに、鼻の中や咽の中を診察して、気道が狭くなっているところがないかどうかを診ます。これには、鼻と咽のファイバー検査が有効です。
また、レントゲン検査を行うこともあります。
アレルギー性鼻炎が疑われる場合は、アレルギーの検査をします。
さらに、無呼吸の程度やいびきの有無、中枢性か閉塞性かを知るために、終夜睡眠ポリグラフィーという検査を行います。

終夜睡眠ポリグラフィーとは?
 入院して行う検査と、自宅で行える検査とがあります。それぞれ、以下のような違いがあります。
 当院にては、自宅で行う検査が可能で、これにより、睡眠時無呼吸症候群かどうか、原因、重症度などがわかります。
 ただし、睡眠の質までは判定できませんので、場合によっては、さらに入院して、詳しく検査する必要のあることもあります。

治療
鼻CPAP(シー・パップ)
寝るときに鼻にマスクをつけて、強制的に空気を送り込むようにします。ほとんどの方に有効ですが、鼻が乾いたり、マスクによる違和感などが欠点。

手術
手術により、鼻や咽の狭くなっている部分を、広げます。

マウスピース
歯科で歯形を採って、マウスピースを作ってもらい、寝るときに装着します。比較的軽度の睡眠時無呼吸症候群の方には有効です。

ダイエット
肥満による睡眠時無呼吸症候群の場合、非常に有効と思われますが、実際ダイエットするのは、非常に難しく、すぐに効果が現れないという、欠点があります。
# by jibikai | 2005-09-29 11:44 | 耳鼻科全般 | Comments(1)
本日、開設!  どうぞよろしく。
 はじめまして。
山形市内の耳鼻科開業医、榊原です。
日頃、診療していて思うことや、耳鼻科の疾患などについての情報について、書いていこうと思います。
このブログを立ち上げたのは、耳鼻科の病気のことや、耳鼻科医っていったいどんな診療をしてるのかとか、他の科(内科、小児科など)に比べて、あまりにも世の中に理解されていないんじゃないかと思ったからです。それは、耳鼻科として扱う臓器が、耳にしても、鼻にしても、ノドにしても、”穴の奥”にあり、患者さんにしてみれば何が起こっているかイメージしづらいこと。また、これまでは耳鼻科医の側でも、患者さんへの情報提供に積極的でなかったことによると思っています。
インフォームドコンセントなどという言葉が流行りだしてもう20年近くにもなりますが、要するに、病気のことは医者だけが知っていればいい、という時代はとっくに終わっていて、医者と患者が情報を共有して、治療にも医者と患者さんが協力してあたるべきです。それには、患者さんも家族も病気に対する知識はあった方がいいわけです。幸い、現在はインターネットを通じて、なんとほとんど無料で誰でもが情報を発信できる様になり、これを利用しない手はありません。当院に通われている患者さんはもちろんのこと、耳鼻科にかかろうか迷っている人、そのほか、耳鼻科に興味のある人に読んでほしいと思います。
なお、コメント、トラックバック大いに歓迎しますが、勝手ながら、こちらで不適当と考えるものについては、削除させて頂くことがあります。
# by jibikai | 2005-09-27 17:57 | プロフィール・雑感 | Comments(0)