耳鼻科医の診療日記
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タグ:急性低音障害性感音難聴 ( 1 ) タグの人気記事
耳管開放症と急性低音障害性感音難聴-男女差と好発年齢について-
「耳がつまる」感じ、耳閉感を起こす代表的な疾患である耳管開放症急性低音障害性感音難聴について、色々と調べていますが、今回は男女差と年齢についてです。
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当院を受診した、耳管開放症62例と、急性低音障害性感音難聴225例で男女差をみてみましたが、耳管開放症は女性70%に対して男性が30%、急性低音障害性感音難聴は女性69%に対して男性31%。ほとんど一致しました。ここまで一致しているのは偶然もあるのでしょうが、どちらの疾患も女性に多いといってまず間違いないでしょう。理由ははっきりしていませんが、女性の方が自律神経がバランスを崩しやすいとか、その様なことが影響しているのでしょうか。

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さらに年齢別の分布を見てみますと、耳管開放症は女性は10代から40代までほぼ同じ程度に多く、50代以降は少なくなります。男性は10代から30代までと、50代の方が多かったです。
急性低音障害性感音難聴は、男女とも30代にピークを持つ山型のカーブを描きます。急性低音障害性感音難聴は別名ストレス難聴ともいうぐらいですので、特に働き盛りだったり、ストレスの多そうな年代に集中するのかも知れません。また、急性低音障害性感音難聴は診断基準として、高音域の難聴のないことが条件となっており、高齢者が少ない結果となっている可能性もあるかと思います。

耳管開放症と急性低音障害性感音難聴の話、もう少し続きます。興味のある方はしばらくおつきあいください。

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by jibikai | 2013-09-04 18:42 | 耳のはなし | Comments(2)