リンゴの花と千歳山
2009年 05月 28日

元々、耳鼻科(特に開業医)の場合、何といっても一番忙しいのは春です。言うまでもなく花粉症のためなのですが、しかも今年はそれに輪をかけて新型インフルエンザ騒ぎなどもあって、落ち着かない日々を過ごしていました。
それもようやく一段落、少し時間的に余裕が出てきて、やっとブログにYou Tubeにと投稿できそうな感じになってきました。
春とは対照的に、夏はどうしても患者さんが少なくなります。経営的にみればもちろんありがたくないんですが、春に後回しにした仕事をやるとか、診療のこと、それ以外のことも勉強したりするのには良い機会なのかも知れません。

夏って汗かくし海やプールに行ったら痒くなったり触りすぎて痛くなったり…春よりは少ないやろうけど、そんなに違いあるんですか?
今日、右耳にツバの付いているチューブを入れてもらったんです。前は、ツバの付いていないチューブを入れてもらってて2ヶ月ぐらいで抜けてしまったんですけどね…ずっとそのままやって最近また聞こえにくくなってたんで、今はよく聞こえるし、つまってる感じがしないからスッキリしてます。
チューブ入れてもらってから、聞こえる時と聞こえにくい時との違いが敏感にわかるようになったんかな…。
患者さんの数で比べると、夏は春の半分ちょっとぐらいです(^^;)
まあ、具合の悪い人が少ないのは良いことなんですが・・・
チューブはツバのないタイプだと、長くてもやはり数週間で
自然に抜けてきますね。だから、最初はツバのないチューブを
入れて、抜けたらしばらく様子を見て、また滲出液が溜まる
ようなら今度はツバつきを入れることは結構ありますね。
鼓膜切開やチュービングの記事は今まで書いていなかったので、
今回中耳シリーズの中で解説したいと思っていたところでした。