新型インフルエンザの動向

新型インフルエンザの流行状況ですが、新聞などの報道によりますと、山形県では全国平均と比べて、まだ少ないとのことです。当地では1クラスに2名以上の児童・生徒にインフルエンザ感染が起こったら学級閉鎖という基準であり、比較的厳しい措置が執られており、そのため流行が押さえられているのではないかということでした。

しかし、当診療所の状況を見てみましても、一旦少なくなっていたインフルエンザの患者さん、あるいは疑い例ですが、ここ2,3日で再び増加の兆しがあり、これからが要注意かと思います。感染拡大予防にはうがい・手洗い・マスクの着用などと並んで、換気が非常に大事です。これは空気中のウイルスを薄めるためなのですが、こちら山形は何しろ寒い地方なので、そろそろ朝晩は暖房が必要です。これからはなかなか換気もしにくくなりますから、インフルエンザに罹る方も寒さと共に急に増えるのではないかと心配しています。

さて、ここからは今日ネット上の医学系サイトで得た情報です。

一つは「やはり罹っているのは10代以下の若年層が圧倒的に多い。」ということ。
もう一つは「季節性のワクチンを打っている人はあまり罹っていないし、重症化も少ない。」ということ。

それから導かれる推測としては、今回流行中の新型インフルエンザは、過去(多分昭和50年代頃)には流行したことのあるインフルエンザに近いので、30代よりも上の年代には罹りにくいのではないかということと、季節性のワクチンも繰り返し受けている人はある程度新型にも免疫があるということです。

ただし、まだまだデータが少ないので噂の域をでないというのが実際のところ。これからウイルスが変異してくる可能性もあるわけですし、中高年層でも罹っている人はいますので、引き続きうがい・手洗い・部屋の加湿、そして換気などを心がけていくことは大事だと思います。
Commented by peanut-street at 2009-10-28 08:22
息子の学校ではマスク・うがい・換気・湿度に気をつかってくれているようです。しかし中、高校では学級閉鎖も相次ぎ兄弟間での感染も多くなってくる時期かもしれません。
今回のインフルエンザは以前の型のいとこか、はとこなんて言われていますね。
Commented by jibikai at 2009-10-30 17:55
これから寒くなると窓も開けっ放しというわけにもいかず、
どうしても集団生活の場はウイルスが蔓延しやすくなりますね。
でも、以前よりは学校関係者にもインフルエンザの知識は浸透
してきているように思います。
山形では、授業日数が足りなくなりそうなので、学級閉鎖の
基準を少し緩めたようです。
by jibikai | 2009-10-23 10:59 | Comments(2)

山形市の耳鼻咽喉科 あさひ町榊原耳鼻咽喉科  院長のブログ


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