春は遠いよ

今日は地元の耳鼻科の学会で、数年ぶりの発表。
時々書いていましたが、急性低音障害型感音難聴についてしゃべってきました。
学会で発表するのは準備やら何やら大変ですが、自分の勉強と脳の活性化には
良いようです。

引き続き行われた、京大の伊藤壽一先生の内耳の再生医療の話も面白かったです。

以上、未だ春の来ない山形からお送りしました。
春は遠いよ_e0084756_22181420.jpg

3月某日、西蔵王高原にて撮影。まるで冬の始まりのようなフレッシュな雪景色
なのでした。
Commented by osha-p at 2010-03-29 10:22
おはようございます 京大の先生の難聴の本は読みました。
突難の人の患者さんを募集して実験?もあるようですが、
一般的な治療になりそうですか?
Commented by jibikai at 2010-03-29 12:24
osha-pさん、こんにちは。京大のHPにも載っているのですが、
幾つかの研究を平行してやっているようで、その中では、
内耳の細胞の再生を促すような薬剤を効率的に到達させるシステムである
「内耳Drug Delivery System」が最も臨床応用に近づいているような話でした。
他にも色々なことにチャレンジされているようで、一般的な治療になるかは
不明なものもありますが、とにかく夢を感じる話でした。
Commented by 美辞ん堂ふゆう at 2010-03-29 21:01 x
こんばんは。
学会発表って、すごく緊張しますよね。

昔、耳鼻科に入院したときは、理系の大学院生だったので、
「退院したら、学会発表に参加できるよう、がんばろう」
と思っていたことを、ふと思い出しました。

あのとき、百人を超える人の前で、
つまりながらもなんとか話ができたはずなのに(質疑応答はめちゃくちゃでしたが)、
今は2人、3人などの前に出るだけで緊張します。。。
Commented by jibikai at 2010-03-30 08:32
美辞ん堂ふゆうさん、おはようございます。
私も人前で喋るのは最近機会が減ってしまったこともあって、むしろ苦手に
なってしまいました。でも、ブログに記事を書いたり、コメントのやりとりを
したり、患者さんに説明したりするのも基本的には同じで、要するに
相手に伝わるかどうかが大事だと思うようになりました。
Commented by 美辞ん堂ふゆう at 2010-03-30 09:27 x
おっしゃるとおりです!!

実は、私の手話や、音楽の感じ方を気に入ってくださった
音楽家の方がいて、同じことをおっしゃいました。
その方が、手話で歌うときには、私の意見を聞いてくださるんですよ^^

耳が悪くなってから、趣味のダンスをやめた経緯があるので、
音楽に関係のある仕事ができるなんて、まったく夢のようです!!
私の手話が、音楽にのって伝わるときがくればいい、と思っているんです。

すみません、熱く語ってしまいました。失礼しました。
Commented by jibikai at 2010-03-30 14:06
美辞ん堂ふゆうさん、言葉に限らず、音楽やその他のアート、
もっと身近なところで言うと、普段の所作までもがコミュニケーション
ということになんだろうなと思います。
by jibikai | 2010-03-28 22:26 | Comments(6)

山形市の耳鼻咽喉科 あさひ町榊原耳鼻咽喉科  院長のブログ


by jibikkuma