自分の耳について

当ブログがどのような検索語で見ていただいているのか解析しますと、トップ10に入るのはいつも、「低音障害型感音難聴」と「耳がつまる」、「耳閉感」などです。ことさらそれらキーワードを多用しているという意識もないのですが、なぜかそうなっています。

何だか耳閉感や低音障害型感音難聴には縁があるんだな、と以前から思っていたのですが、実は自分も2回ほど繰り返しています。
自分の耳について_e0084756_10332131.jpg自分の耳について_e0084756_10333344.jpg自分の耳について_e0084756_10371281.jpg私の聴力像。自分で測りました。左端は2005年8月12日のもの。この時は2,3日前からの耳閉感と音楽が反響する感じ、音程のズレる感じ、他人の話し声が聴取ししずらい、などの症状がありました。左右では左耳の方がより顕著でしたが、右も軽度の症状を自覚していました。ファイバを自分で耳に突っ込んで見ましたが,外耳道、鼓膜とも正常。ティンパノメトリイも両側正常でした。聴検も自分でやったので、音のon-offは分かるわけで,正式ではありませんが、気導は明らかに左の低音域と8 kHが低下していました。低音域の骨導は正常でair-boneギャップはあるものの、複合的に判断して、急性低音障害型感音難聴と自己診断いたしました。
その後は1週間以上かかりましたが,自覚症状は変動しつつも徐々に改善していきました。

で、しばらく自分の耳のことは忘れておりましたが,翌年2006年の5月に症状が再発しました。この時のが中央のオージオグラムですが、聴力は初回より悪く250 Hzとなぜか8 kHzで45dBまで低下していました。このときも症状は10日から2週間程度続いて,回復しました。

最後に聴検したのが右側でこの時は無症状です。(uHearの検証をしていたので6 kもみてます)、正常範囲内。でも強いて言えば左250と6k、8kに若干左右差があるかな,という感じです。

自分がなってみた感想なのですが、一側の低音部が聞こえないだけなのですが。それでもやや会話にも不便を感じ、耳閉感も結構苦痛でした。

だからというわけでもないのですが、この疾患についてはしばらく詳しくみていこうかと思っています。

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Commented at 2010-06-15 15:40
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Commented by jibikai at 2010-06-15 16:51
鍵コメさん、はい、幸い回復して2回目以降は再発なしです。
低音部が落ちると不便なのもあるし、不快感も強いですよね。
Commented at 2010-06-17 14:11
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Commented by jibikai at 2010-06-17 15:35
鍵コメさん、ここだけの話ですが、薬は使っていません。
ただし、2週間ぐらい回復まではかかった記憶があります。
原因は推測できましたから、そちらの方を何とかしました。
Commented at 2010-06-19 01:13 x
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Commented by jibikai at 2010-06-21 16:42
鍵コメさん、無診療であれこれ意見する立場にはございません。
診察頂いた医師にあらためてご相談頂くのが一番と思います。
by jibikai | 2010-06-15 11:32 | 耳のはなし | Comments(6)

山形市の耳鼻咽喉科 あさひ町榊原耳鼻咽喉科  院長のブログ


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