DVビデオデッキ

耳鼻科の診察や処置、手術では、内視鏡をよく使います。耳、鼻、咽の細かなところは肉眼よりも内視鏡を使ってモニターに大きく映しだして診た方がよく分かりますし、ビデオや写真を撮って後で見直すことも出来ますから、より確実に診断出来ます。

記録するデバイスですが、最初は普通のVHSのデッキをつないでいましたが、その後DVテープを併用、現在はiMacに直接取り込んでいます。記録形態を変更すると便利にはなるのですが、過去のメディアとの互換性が問題になります。例えば、テープは直接Macで見られませんから、古い機械も再生用として取っておくか、新しいメディアに変換するかしかありません。かつてはハードディスクの容量も限られていましたし、データ圧縮の技術も進んでいませんでしたからあまり現実的ではありませんでしたが、現在ではMacのハードディスクに静止画も動画も全て取り込んで一元管理するのが便利と思っています。
ということで、古いテープをMacに取り込もうとしたら、しばらく使っていなかったテープデッキはとうの昔に故障していたようで、電源が入りません。そこでamazonで検索してこんな機械を見つけ、さっそく買いました。
DVビデオデッキ_e0084756_10355276.jpg

左に置いてある液晶画面付のDVテープデッキ。数年前の発売にしては少々値が張りましたが、うかうかしているとDVテープ自体も絶滅しそうなので、慌てて買いました。そして、古い手術記録をこうやってMacに取り込んでいるわけです。診療の記録も含めるとテープはDVとVHS合わせて数十本にもなってしまうのですが、今の動画圧縮技術と大容量化したハードディスクをもってすれば、1台のハードディスクに余裕ではいるでしょう。取り込んだ後、どう整理するかが問題ですが、取りあえず取り込んでしまえと思っているところなのです。


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Commented by FCC_HIRO at 2011-09-02 01:49 x
こんばんわ。
今まで蓄積されたデータは先生にとっても患者様にとっても宝物ですし、時代の流れにうかうかしていられませんね^^;
VHSもDVDに変わるまで、まだついこないだまであったような感じですし、デジタル化の波のスピードの速さはすごいです。
取り込み後の整理、頑張ってください!!
Commented by jibikai at 2011-09-02 09:46
FCC_HIROさん、おはようございます!
そうです。DVDっていうのもありましたよね。
それも今やブルー・レイだの、ハードディスクレコーディングに
その地位を奪われつつありますよね。
今のところ、動画はハードディスクに入れて置くのが汎用性も高いし
ガサ張らないので良いと思います。あとは整理ともしもの時に備えてのバックアップですね。
by jibikai | 2011-08-31 11:04 | 耳鼻科医のお道具箱 | Comments(2)

山形市の耳鼻咽喉科 あさひ町榊原耳鼻咽喉科  院長のブログ


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