
きょうは鼻水の量を調節している神経の話。
鼻の中に刺激が加わると、まず三叉神経が興奮します。
そして、三叉神経からの信号は脳幹へと伝わります。

脳幹からは、今度は鼻に向かって、副交感神経経由で鼻水の分泌を促す信号が送られ、鼻腺が働いて鼻水を作り分泌するのです。
そして、これらの神経の働きを促進するのが、ヒスタミンなどの化学伝達物質。
というわけで、鼻水を止めるために、抗ヒスタミン薬が使われるのです。
短いですが、本日はここまで。
次回は、小児に使える抗ヒスタミン薬の話です。
なお、大人向けの抗ヒスタミン薬については、
などを、ぜひ参考にして下さい。
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