急性副鼻腔炎
2006年 01月 10日
今年もインフルエンザや、いわゆる”かぜ”が流行っていますが、インフルエンザやかぜ症状が良くなってからも、濃い鼻汁や鼻づまりや、鼻が咽に流れ落ちて痰のように絡む「後鼻漏」という症状が続くことがあります。その場合想定される病気は、急性副鼻腔炎です。副鼻腔というのは、鼻の奥からつながる、額、眼の内側、頬などの顔面の骨の中にある空間です。健康な状態では、副鼻腔の中には空気が入っていますが、鼻づまりが続いたり、鼻からウイルスや細菌が侵入したりして粘膜がダメージを受けると、空気の代わりに、黄色い膿が貯まります。また、副鼻腔内の粘膜も腫れますので、ますます鼻との換気がうまくいかなくなり、悪循環に
陥り治りにくくなるのです。
もちろん、かぜの時には黄色い鼻は出るわけですが、それが一週間以上続いたり、頭痛や顔面の痛みが強く、頭を下に下げるとひどくなる、なんて言う場合には、急性副鼻腔炎が疑われます。鼻の中の詳細な診察と、レントゲンなどが必要ですので、早めに耳鼻科を受診しましょう。また、1度でも副鼻腔炎になったことのある人は、かぜの度に再発することも多いですから、心当たりのある方は、早めに耳鼻科を受診した方が良いと思います。
以上、副鼻腔炎についてのアドバイスと、耳鼻科の宣伝でした。
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おぉ~、久々に出た役立つ耳鼻科話ですね?。
実は僕は慢性的な鼻炎(多分)に悩まされて、早何年っていう感じです。
常に鼻はグズグズ。強烈なものじゃなければ、匂いをあまり感じません。
医者に行った訳ではないですが...。
第一医科のカタログを、ファクスで取り寄せることができましたが、どうもガラス管のようです。やっぱり割れないプラスチック製がいいなと思いますので、探してみます。