
さて、こちら東北でも、スギ花粉の飛散開始の時期となりました。
東北地方の花粉飛散数の予測は、平年並みかやや少なめとのこと。それでも中等症以上の方は、注意が必要です。
昨年は、新しい抗アレルギー剤が、処方薬としては2剤発売されて、スギ花粉症治療薬として使われるのは今シーズンが初めてとなります。2剤とは、ビラノアとデザレックスですが、どちらも抗ヒスタミン薬でありながら、眠気が少ないというのが一番の特徴となっているようです。しかも、1日1回の内服で、効き目もまずまずとか。。 ”とか”というのは、「メーカー発表のデータによると」ということで、まだ新薬ですから、真価はこれから評価されることでしょう。薬価はいずれも、一昔前の抗ヒスタミン薬の初値の3分の1程度と、低く抑えられているのは良いですね。ただし、発売されてからまだ1年経っていませんので、長期処方が出来ず、2週間までとなっています。
もう一つのスギ花粉症治療の新しい流れとしては、何といっても免疫療法、特に舌下免疫療法ということになるでしょう。保険診療として認められて3年目となる治療法で、スギ花粉のエキスを毎日、口に垂らすことにより有害なアレルギー反応を抑えていくというものです。抗アレルギー薬があくまでも対症療法であるのに対して、アレルギーを根本から抑えていくという大きな違いがあります.3年、4年と続ければ、症状が軽減されていきます。欠点は1年中続けなければいけないことと、極々稀に起こるといわれているアナフィラキシーショックです。また、新たに始めたいと思ってもシーズン中からは出来ません。今シーズンは普通の抗アレルギー薬で治療して、6月から治療開始して来シーズン以降に備えるということになります。