コンタクトレンズと花粉症

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スギ花粉症では、目の痒み、涙目、充血といったアレルギー性結膜炎もかなりの頻度で起こります。しかも、鼻の症状に先行して起こることも多いようです。
治療はとしては、点眼薬が有効です。そこで、問題となるのが、ソフトコンタクトレンズとの併用です。ほとんどの点眼薬にはベンザルコニウム塩化物という防腐剤が含まれていますので、基本的にはソフトレンズをしつつ点眼するのは不可ですが、いくつか使用可のものもあります。一つには、アレギサール、もう一つはインタール点眼液UD2%というもの。当院では、インタール点眼液UD2%の方を処方することが多いです。1回分ずつ小分けににすることで、防腐剤が不要となっているのです。やや不経済という気がしないではありませんが、汚染の可能性もなく安全です。

by jibikai | 2017-03-20 13:46 | 花粉症・アレルギー | Comments(0)

山形市の耳鼻咽喉科 あさひ町榊原耳鼻咽喉科  院長のブログ


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