先々週の話しになりますが、軽井沢で行われた日本平衡めまい医学会に参加して来ました。
今回の主に学んで来たのは、
- ヘッドインパルステストという新しい検査法
- 良性発作性頭位めまい症に対する耳石置換法の色々なバリエーション
- 見逃してはならない,危険な中枢性めまいについて
等々です。
めまいは、そのほとんどが内耳のトラブルで起きますので、やはり耳鼻科が中心となって診ていくべきと考えています。幸い
赤外線CCDカメラを用いますと,わずから眼振もよく分かる様になりました.私のところでも大分前からめまいの患者さんの診療には赤外線CCDを使っており、以前よりも高い精度での診療が出来る様になりました。
ただ、それでも診断に迷うケースはないわけではないので、学会で様々な眼振をみせていただくのは,良い勉強になります。