鼻血の止め方
2006年 09月 01日
まさか、

こんな風に首筋に空手チョップしたり、

目頭辺りをこんな風に抑えたりはしてないでしょうね。

正しくは、上の写真のように鼻翼(鼻がふくらんでいるところ、骨が無くふかふかとしているところ)を外側から、内側に向かって10分程度圧迫することです。「10分も抑えていられないよ。」という人は、綿球か無ければティッシュペーパーをややきつめぐらいの大きさに丸めたものを、鼻の穴に詰めて圧迫してください。鼻血の90%以上は、鼻中隔(鼻の真ん中の壁)の、しかも前の方から出ますから、ほとんどのケースはこれで止まるはずです。
それから、鼻血が出ているときの姿勢ですが、寝るのは鼻血が咽に流れ落ちるのでダメです。静かに座って、むしろあごを引くぐらいの方がいいですよ。咽に流れた血液も飲んじゃいけないですよ。お腹に入った血は、再び血液になることはなく、ただ気持ち悪くなる原因となるだけですから。
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私は小さい頃よく鼻血を出していましたが、保健室で目頭をぎゅっと押さえるように言われました。
こんな簡単な方法だったとは知りませんでした。
病院に行けば、鼻から喉まで長い脱脂綿を詰められ・・・うぅ怖かったです、荒治療。
いや〜、この人は専属のモデルさんです(嘘です)。
ところで、鼻血の止め方なんですが、もちろん、全てこれで止まるわけではないんです。これで止まらない場合、後、一度止まっても繰り返す場合なんかは、やはり耳鼻科を受診する必要がありますし、夜間ですと救急外来ということになります。その場合は、おっしゃるとおり、鼻にガーゼを詰めるのが一般的です。でも、やられる方からすると痛いですよね、やっぱり。
その他の方法としては、出血しているところを電気で焼いてしまう方法もあるんですが、いっぱい出血しているときはできないのと、一瞬ですが痛いのが難点です。