山形名物といえば・・・・
2007年 06月 30日
さて特にこの時期、山形の名物といえば、みなさんはサクランボを思い浮かべることと思います。まあ毎日何十万円分盗まれただとか、東京のデパートではパック1万数千円だったとか、全国版のニュースでもやってくれますから、タダで宣伝してくれているようなもので、山形県民にとっては非常にありがたいことなのですが、あまりに有名すぎて山形の人間が今更サクランボの話をしてもネタにならないわけでして、今日はサクランボ以外の山形の食事情を紹介します。
山形の地形上の特徴としては、盆地であるということがあり、とにかく冬は寒くて、夏は暑いです。最近になって首都圏の猛暑が尋常じゃないということなので、あまり目立たなくなりましたが、数年前までは間違いなく山形は日本一夏の暑いところの一つだったはず。年によっては、40℃近くいくことも結構ざらですから。冬と夏との寒暖の差が、旨い米や果物を育んでいるそうなので、あまり文句も言えないのですが、とにかく夏の暑さで食欲も減退することが多いんです。
ということで、今日ご紹介する山形名物はこれ。

そう、「冷やしラーメン」あるいは「冷たいラーメン」と呼ばれているものです。一見普通のラーメンですが、スープに氷が浮いているのがおわかりでしょうか?
いわゆる冷やし中華とは違い、スープの量や具、基本的な味付けなどは普通のラーメンと同じ、器も皿ではなくて普通のラーメンどんぶりです。普通のラーメンとの違いは、とにかく冷たいだけ、という代物です。最近では全国各地に広まってきているそうですが、これは山形が発祥のようです。私の場合は、今から20数年前の高校時代から食べていますが、いつからこの冷やしラーメンというものがあるのかは不明です。しばらくは全国どこにでもある食べ物と思っていたのですが、実は山形限定の、ある意味ゲテモノといわれるものであることを知ったのは、大分後のことでした。しかし、最近は”全国区”となりつつあるようで、ちょっと嬉しく、また少し寂しくも思います。
冷やしラーメンといえば、山形市七日町にあるとあるソバ屋が本家本元ということで、数年前からのブームに乗って、この時期は店外にまで行列ができるほどですが、たぶん山形のラーメン屋ならどこでも食べられます。ちなみにこの写真も、2,3日前のひどく暑い日に職場近くのラーメン屋に昼食に行って撮影したものです。
そういえば子供の頃は、ラーメンだけじゃなくてご飯にも氷水をかけて食べた記憶もあります。最近は室内は冷房のお陰で室内は快適ですが、昔は暑くて食欲も落ちるほどだったんだなあ、と思いだした次第。
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この前話題になったのは、確か”どんどん焼き”でしたっけかね。
冷やしラーメンは、まだまだ全国的にはメジャーじゃないようですが、このまま地球温暖化が進むとブレイクするんじゃないかと密かに思っています。