
耳鼻科の診察は、視診、すなわち耳や鼻や咽を目で見る事に重きが置かれます。従って、出来るだけ素早く所見をとって、それを詳細かつ正確にカルテにスケッチする能力が重要でした。もちろん現在も、所見をとる能力が重要なのは変わりはないのですが、カルテへの記録という点では、私の場合、手書きのスケッチよりも内視鏡やデジカメで撮った写真をプリントして貼ることも多くなりました。鼓膜や鼻の中や、咽頭、喉頭などの写真が私の場合の仕事写真ということになります。仕事写真は、ピントが隅々まで合っているのが理想です。
その反動というわけでもないのですが、趣味的写真ではこの写真のように、ついついボケを駆使してしまいたくなるのです。(まあ、これはやり過ぎかも知れませんが・・・)