耳鼻科医のお絵かき〜内耳の仕組み・その1〜
2008年 12月 17日
Photoshop、Illustrator、DreamweaverCS3、Flashなどがセットに
なった、CS3 web premiumを買ってから既に1年半が経過。
イマイチ使いこなせてはいないわけですが、何と最新版であるCS4が
リリースされてしまうとのこと・・汗。
アップグレードの料金だけでもMacの一台も買えてしまう額なので、
今回は見送ってCS3を使い続けるつもりです。
CS3の元を取ろうと言うわけでもないのですが、最近また絵心が湧いて
きました。耳鼻科医が”イラレ”で何を書いているのかといいますと、こんな
イラストです。

そうです。耳のイラストです。
もともとこのブログは、医療の専門家以外の多くの方に、もっと
耳鼻科というものを身近に感じてもらえるようにという思いから
始めました。文章だけではどうしても伝わりにくいことは、イラストを
使うのが一番です。医学書や、製薬会社で配布しているパンフレットにも
イラストはあるのですが、著作権の問題などもありますし、オリジナルに
こだわりたいところです。
そんなわけで、イラストが描けなくなると亀のようにのろい更新頻度と
なってしまうのが難点なのですが、宜しくお付き合い下さい・・
次回は、このイラストを使って内耳の構造についてお話しします。

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卵形嚢あたりから三半規管までの立体を描くのに時間がかかって、
しかもちゃんと描けたかどうか?しかできませんでしたが、
さすが、ややこしいのも鮮明にできていてわかりやすいですね。♪
バージョンのひとつぐらいなら、たいした事はないと思いますが、、、
その方面のプロの方が案外古いのをしつこく使ってるかも?です。
ウチはCS2ですが、ぎりぎりまでねばろうかと・・・(^^;;
CS3の中で一番使えてなかったのが、実はイラレだったのですが、
使ってみるとイラレでのお絵かきもなかなか楽しいです(^^)
ご存じの通り内耳の立体構造と機能は複雑で、耳鼻科領域でも一番
表現しづらいものの一つですが、何とか分かり易い説明の仕方がない
ものかと、色々と考えております。まだまだ試行錯誤の状態ですが、
イラレだと細かい修正がしやすいので、便利ですね。
きれいで分かりやすい図が思い通り描ける様に、もっと精進したいです。
