鼻づまりの原因としての鼻汁

今週は鼻づまりを起こす状態や疾患について連続で記事をアップしています。

ぜひ、過去の記事もご参照下さい。
鼻の中の様子
鼻サイクル
下鼻甲介の腫れ
鼻中隔彎曲症
鼻茸・鼻ポリープ

さて鼻づまりの原因として一般の方が最も想像しやすいのが、「鼻汁がつまる」という状態なのではないでしょうか。
鼻づまりの原因としての鼻汁_e0084756_9382475.jpg

こんなイメージですが、実は鼻汁がつまって呼吸出来なくなるというケースは想像するほど多くありません。特に花粉症を初めとするアレルギー性鼻炎では、鼻水は多いものの水のようにサラサラしていますから、容易に流れ出してきますので、これが鼻の中に貯まることはまずないのです。 アレルギー性鼻炎でももちろん鼻づまりは起こるのですが、これは以前もお話ししましたとおり下鼻甲介の腫れによることが多いです。

一方で副鼻腔炎になりますと、鼻汁がネバネバしてきて非常に切れにくくなってきますから、鼻汁で鼻がつまるということも起こってきます。副鼻腔というのは鼻から通じている顔面の骨の中にある空洞のことで、そこにネバネバした鼻が貯まりますから、鼻をかんでもなかなかスッキリしないということが起こりやすいです。

それから気を付けなくてはいけないのが、風邪薬にも含まれる抗ヒスタミン薬の使い方です。抗ヒスタミン薬というのは鼻水を止めるのに使われる薬で、薬局で買えるような風邪薬や内科、小児科で処方される総合感冒薬には大抵含まれるのですが、鼻汁の水分を減らしますから、逆に鼻が切れにくくなるという欠点があります。カゼの引き初めでサラサラした鼻水の時は良いのですが、ドロドロ、ネバネバとなったら抗ヒスタミン剤は控えた方が良い場合もあります。

カゼの合併症として副鼻腔炎は要注意で、もし風邪引きの後いつまでも鼻づまりがするとか、ネバネバの鼻汁が続くなどの症状があれば、是非耳鼻科を受診して下さい。
Commented by だん at 2009-03-15 18:30 x
先生、こんばんは。
毎度、季節の変わり目には体調を崩しやすく先週は風邪をひいてました(-_-)
もうマシになったけどねっ(^_^)
熱はなかったんやけど…やっぱり、鼻水ズルズル、夜寝る時は鼻がつまって息が出来ないのが一番しんどいですね…。
蒸しタオルを鼻に当ててみましたよ~!少しマシになったかな…でも、変わらずでした。
Commented by 同業者 at 2009-03-15 21:21 x
jibikai さん
私が一緒に働いていたころ、先生の評判は中々でした。
先生の所に通われていた患者さんが、わが医院へ来てくださいます。そこで、このブログの噂を聞きつけ訪問させていただきました。
 
 
 
 
今も頑張っておられるようで、懐かしく思っております。
しかし、金儲けはそこそこに患者さんを大切にしてください。
Commented by jibikai at 2009-03-15 23:18
だんさん、こんばんは。
もともとアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎の傾向があると
カゼの時の鼻づまりはひどくなりやすいです。
自分で出来る応急手当としては、鼻の周辺を暖めることと
時々TVでコマーシャルしているブリーズライトぐらいでしょうか。蛇足ながら、薬局で売っている点鼻薬は一時的には効くかも
知れませんが、長期間、しかも頻回に使うとかえって鼻が
つまるようになってしまうという欠点があるので要注意です。
Commented by jibikai at 2009-03-15 23:28
同業者さん、ようこそ!
う〜ん、ご心配をおかけしているのでしょうか?
同業者さんの心配するほど「金儲け」には長けておらず、
いつも自転車操業です(苦笑)

当院を離れて先生に苦情を訴えられている患者さんが
もしあるのであれば、努力はしているもののまだまだ未熟という
ことなのでしょう。さらに精進したいと思いますので、今後とも
よろしくお願いいたします。
by jibikai | 2009-03-13 10:24 | 鼻のはなし | Comments(4)

山形市の耳鼻咽喉科 あさひ町榊原耳鼻咽喉科  院長のブログ


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